文字サイズ

さあ、『びわ活』月間!

おはようございます。

7月の知事談話をお届けします。

 

先月の談話は時短勤務の職員も聴けるように、時間を変えて、昼にお届けしましたね。意外に好評でした。反面、会議等、業務との兼ね合いもあるようです。知事としての公務日程も調整しながら、今年度は試行的に、朝と昼と交互にお届けすることにいたします。

滋賀県ホームページのリニューアルに伴う不具合については、ご利用される皆さんに多大なご迷惑をおかけしてしまっています。

職員の皆さんの仕事にも不都合を与え、修正にあたっての追加の作業など負担を課してしまっていることを本当に申し訳なく思っています。先月末に、おかげさまで、一部、修正することが出来ました。

が、まだまだ課題はあります。県政の窓であるホームページをさらにより良いものとしていきたいと考えていますので、引き続き、よろしくご協力をお願いいたします。

 

さて、昨日、7月1日は「びわ湖の日」。

私は、朝から、滋賀県漁業協同組合連合会主催の「びわ湖をきれいにする運動」の清掃活動に参加しました。漁業者が改めて琵琶湖に感謝の念を持ち、漁場を美しくするための活動で、県下各地で、漁船等も活用しながら行われるもので、今年で49回目とのことでした。

「滋賀ふるさと観光大使」の西川貴教さんも激励に駆けつけてくださいました。そして、イナズマロックフェスのチャリティーオークションの売り上げから、ここ数年不漁となっているニゴロブナの稚魚、約40万尾を滋賀県漁業協同組合連合会にご寄贈いただきました。「ふなずしなど伝統的な食文化を守ろう!」と熱いメッセージもいただきました。心から感謝しています。

 

びわ湖と言えば、今年度、湖底のプラスチックごみの調査を行っています。

先日、6月23日には、守山市の赤野井湾にて、湖底のごみの回収と実態調査を実施しました。短時間の回収作業ながら、湖底にも大量のプラスチックごみが分解されずに存在すること、農業で使用される肥料用ビニール袋等の多いことなどに気づきました。生態系への影響も懸念されます。

 

 

ここからの行動が問われ試されると考えています。皆さん、がんばりましょう!

 

私たちは、昨年度から、7月1日から山の日の8月11日までを「びわ活期間」として、びわ湖を守る、びわ湖と暮らす、びわ湖と親しむ、といったびわ湖と関わる様々な取組や体験活動を、いろいろな分野の皆さんと一緒に広め、進めています。

平和堂では滋賀めしメニューコンテスト入賞作品の商品化が行われ、ローソンでは近江米「みずかがみ」を使ったおにぎりの販売、セブン‐イレブン・ジャパンではみんなの「びわ活」宣言の募集など、民間企業の皆様にもご協力いただきながら幅広く展開します。一層充実したガイドブックも作成し配布しています。皆さんも、何か参加してみてください。

私自身は、今月末、沖島で、3度目となるふなずし作りに挑戦する予定です!

 

嬉しいニュースとして、この度、内閣府より、滋賀県が「SDGs未来都市」に選定されました。「世界から選ばれる『三方よし・未来よし』の滋賀の実現」というテーマです。びわ湖を真ん中に、誰一人取り残さない、持続可能な共生社会を実現するために、滋賀県らしく、事業や人の和をつくり、さらに努力を積み重ねていこうではありませんか。

 

梅雨に入り、ここ数日、雨の湖国です。

ジメジメして体調を崩しやすい時期ですし、参議院選挙も執行されますので業務多忙な部署もあります。

生活のリズムを整え、栄養のバランスを考えながら、今月も健やかに、共に頑張りましょう!