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19.滋賀県のがんばる医療・福祉・感染症対策を応援しよう

医療・福祉従事者等の感染症対策や勤務環境改善または県が取り組む新型コロナウイルス感染症を含む新興感染症への対応等に活用し、医療・福祉サービスおよび公衆衛生の充実を図ります。

【医療政策課】
人口の減少、若い世代の職業意識の変化、医療ニーズの多様化に加え、医師等の偏在などを背景として医療機関における医療従事者の確保が困難な中、質の高い医療提供体制を確保するためには、医療機関全体の勤務環境の改善を通じ、医療従事者が健康で安心して働くことができる環境整備を促進することが重要です。
また、これまで日本の医療は医師の長時間労働に支えられてきましたが、医療の質・安全を確保するとともに、持続可能な医療提供体制を維持していくために、医師の働き方改革に取り組む必要があります。令和6年4月からは、診療業務に従事する勤務医の時間外・休日労働時間に上限規制が適用されることから、業務の効率化や看護師等を含めた多職種との連携によるタスクシフト・シェアにより、医師の労働時間短縮を図ります。
ICT機器導入による業務効率化や勤怠管理システム導入による適切な労務管理、当直室および休憩室の設備整備など、県内の病院が実施する勤務環境改善に資する取組を支援します。

【医療福祉推進課】
生産年齢人口が減少する一方で、今後は高齢者の増加に伴う要介護認定者の増加により、介護人材不足の深刻化が見込まれています。
これらの状況に対応し、将来にわたって安定的な介護サービスの提供体制を確保していくため、介護ロボットやICT機器等の導入により、介護現場の業務の効率化を図り、介護職員の負担軽減による雇用環境の改善、定着促進を図ることが重要です。
新たな技術を活用した介護ロボットは、介護従事者の身体的負担軽減や業務の効率化など、介護従事者が継続して就労するための環境整備として有効です。また、介護業界におけるICT化については、特に介護記録・情報共有・報酬請求等の業務の効率化に繋がるものとされています。
滋賀県では、これら介護ロボットの普及促進と介護現場のICT化を進めるための助成を実施します。

【健康危機管理課】【医療政策課】
感染症への対応として第一線で対応されている医療および福祉従事者等が安心して勤務ができ、サービスの維持、充実が図られるよう、医療機関や高齢者・障害福祉施設等が取り組む感染症対策や勤務環境改善等を支援する。