JETプログラム(The Japan Exchange and Teaching Programme)は、地方公共団体(都道府県、政令指定都市及び市町村)が総務省、外務省、文部科学省および一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR)の協力の下に実施しているプログラムです。
このプログラムは、外国語教育の充実と地域レベルの国際交流の進展を図ることを通し、わが国と諸外国との相互理解の増進とわが国の国際化の推進に資することを目的として、昭和62(1987)年度に開始され、本県も昭和62(1987)年度に10名の外国語指導助手を招致し、平成元(1989)年度からは国際交流員も本県に招致しています。令和元(2019)年7月現在で、これまでにJETプログラムに参加したJET青年は75カ国延べ70,000名を超えています。
来日する参加者は、日本全国の学校等で外国語を教えたり、各自治体における国際交流活動に携わることにより、地域の住民と様々な形で交流を深めています。
このようにして、諸外国との相互理解を増進するとともに、日本の国際化の促進に資することが期待されています。
事業主体は、地方公共団体ですが、要望があれば私立学校にもあっせん配置します。現在、45都道府県と19政令指定都市を含む約1,000の地方公共団体等(任用団体)が参加者を受け入れています。事業主体ごとの参加者の具体的な配置とその活用については、知事または市町村長等が自主的に定める配置活用計画によっています。
参加者の職種は、国際交流員(CIR)、スポーツ国際交流員(SEA)、外国語指導助手(ALT)の3種類があります。本県には国際交流員、外国語指導助手、スポーツ国際交流員が配置されています。
外国語指導助手ALT(Assistant Language Teacher)
配属先:小学校、中学校、高等学校、教育委員会
職務内容
国際交流員CIR(Coordinator for International Relations)
地方公共団体の国際交流担当部局等で主に国際交流活動に従事
職務内容
スポーツ国際交流員 (Sports Exchange Advisor)
地方公共団体に主に配属され、スポーツ指導を行う。
職務内容