滋賀県国際課では、「語学指導等を行う外国青年招致事業(JETプログラム)」により招致した2名の国際交流員(アメリカ・ブラジル)が勤務しています。
2名の国際交流員が学校等を訪問し、国際理解や多文化共生に関する出前講座を実施しています。それぞれの母国の紹介や、日本との文化の違い、外国人が日本で生活していて困ることなどについてお話しします。
異文化理解を深めていただく機会としてぜひご活用ください。
また、その他にも、市町および国際交流団体等が行う国際交流推進事業等に協力いたします。
派遣をご希望の方は、まず国際課までお問い合わせください。
クリス・ブリッキー
1・国籍:アメリカ
2・趣味:読書、筋トレ、ゲーム
3・故郷紹介:
フロリダ州のジャクソンビル市出身です。大西洋の隣にあり、人口は99万を超えます。国土面積では、ジャクソンビルはアメリカ大陸の最大の都市です。フロリダには、動物がたくさんいます。ワニだけじゃなくて、マナティー、パンサー、ガラガラ蛇、アメリカグマもフロリダに住んでいます。更に、フロリダは世界のテーマパークの中心地です。ディズニー・ワールド、シー・ワールド、ユニバーサル・スタジオ、ブッシュ・ガーデンもフロリダにあります。オレンジが好きなら、ラッキーです!フロリダでは、アメリカのオレンジの70%以上が生産されています。
4・一言:
2015年に、初めて日本に来ました。たった2週間でしたが、いつか日本に住みたいと思いました。2016年にフロリダ州立大学のアジア研究プログラムの修士課程を修了しました。その後日本に引っ越しました。4年間、高知市でALTとして働きました。残念ながら、2020年にコロナの影響でアメリカに帰ってしまいました。2021年から2024年まで在マイアミ日本国総領事館でJETプログラムコーディネーターとして働きました。2024年に再び日本で仕事をする機会を得ました。これからも日米関係を強化していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします!
ジエゴ・デ・ソウザ(Diego de Sousa)
1・国籍:ブラジル
2・趣味:言語を勉強、会話、サイクリング、ゲーム
3・故郷紹介:
ブラジル、リオ・デ・ジャネイロ州出身です。ブラジルの南東地方にあって、人口が621万人を超えます。ブラジルの全州の中で一番有名と言えます。ブラジルに詳しくない方でもコルコバードのキリスト像、コパカバーナやイパネマの海、シュガーローフの景色は葉書やテレビ等で見たことがあるかもしれません。その有名な景色のお陰で毎年120万人の観光客がリオを訪れます。さらに、リオでは「世界で一番大きいパーティー」と呼ばれるCarnaval(「カルナバル」または「カーニバル」)のサンバパレードが開催されます。各地にサンバ学校(Escolas de Samba)があり、それぞれの学校が歴史、社会問題、話題のテーマ、世界中の伝説等に基づいて1時間を超える(合計6時間以上の)美しいパレードをします。また、80%弱のリオの住民はキリスト教徒で、街を歩くとよく教会を目にします。植民地時代に建てられた教会が多いので、歴史に興味がある人にとっては特に魅力的でしょう。カリオカ(いわゆるリオ・デ・ジャネイロ出身者)は明るいブラジル人の中でもとてもフレンドリーなイメージだとよく言われますから、是非リオに行ってみてください。とても楽しい日々を過ごし、たくさんの新しい友達が作ることができるはずです。
4・一言:
最初はリオ・デ・ジャネイロ連邦大学で心理学を勉強しましたが、その後リオ・デ・ジャネイロ州立大学に再度入学し、日本語を専攻しました。子どものころから憧れた日本に関係のある勉強を始めて、やっと学問の「居場所」を見つけたことを実感しました。大学で日本語を勉強している間、東京外国語大学に留学しました。それまで海外へ行ったことがなくて、カルチャーショックが大きかったですが、周りの優しい日本人の方に手伝っていただいて、すぐ新しい生活に慣れました。日本の安全さ、便利さが好きになり、「いつか帰りたい」と強く思いました。JETプログラムに合格できて、その目標を達成したと言えます。これから滋賀県の人々と仲良くしたり、地方の歴史を学んだり、景色を眺めたりしたいです。それにもちろんリオ・デ・ジャネイロ、ブラジルの文化をできるだけ多くの人に伝えたいと思います。少しでも両方のコミュニティの架け橋となるように手伝うことができればうれしいです。ですので、リオの文化、音楽、祭り、何でも興味があれば是非聞いてください。喜んで答えますから。