減少傾向を確実・着実なものにするために（テキスト版）

1月の下旬から2月の上旬にかけて皆様方にご案内していた推移の目安からは、おかげさまで、以前のような増加傾向は抑えられている状況で、減少局面も見られるのですが、十分減らないということと、以前お示しした推移では、以前はここから下がるのではないかという見通しを示しておりましたが、再上昇をいたしまして、そして今、減少傾向の途にあるという状況でございます。

また、先ほども一部申し上げましたが、県独自の事業復活支援金の上乗せについて、16日から受付を開始するということもございます。

また、県の取組の一つであります「ここクーポン」につきましては、情報流出の事案が発生いたしまして、カードの再発行のお願いをするなど、ご利用いただく、また、ご期待いただく県民の皆様方に多大なご不安とご心配、お手数をおかけしております。私からも心からお詫びを申し上げ、今後しっかりと事業者とともに対応してまいりますので、どうぞご協力をいただきますようによろしくお願いをいたします。

また、改めて県民の皆様方に呼びかけたいメッセージは3点ございます。

1点目は家庭内感染がやはり多いということでございますので、改めて4つのポイントプラス1ということで対策をお願いいたします。家庭にウイルスを持ち込まない、また家庭で広げない、車の中での対策、さらには改めて基本的な感染対策を十分にということと、プラス1といたしまして、コロナに負けない免疫力、健康づくりに努めようということでございます。

また、2つ目は、先ほども一部申し上げましたが、これから3月4月、異動や歓送迎会、卒業入学のシーズンでもございます。こういった場面で普段会わない方との会談や接触等の機会も増えると思いますので、十分に感染対策を徹底していただきますように改めてお願いをいたします。昨年もこの3月4月で波の再拡大も経験しておりますので、改めて強くお願いをいたします。

3点目はワクチン接種でございます。3回目接種、市町においても、県の広域接種センターにおいても、接種の機会が整っておりますので、これまで1回目、2回目を打っていただいたワクチン接種の種類にこだわらず、とらわれず、ぜひ3回目の接種を積極的に受けていただきますように、よろしくご案内を申し上げます。

少しずつではございますが、減少傾向も見られます。この減少傾向をしっかりと確実・着実なものにするために、ぜひ皆様方のご協力を重ねて、伏してお願い申し上げて、私からのコメントとさせていただきます。

令和4年3月9日

滋賀県知事
三日月大造

これまでのメッセージは、新型コロナウイルスに関する滋賀県知事メッセージをご覧ください。