県では新たなワクチン接種促進策として、2段階のものを用意させていただいております。まずはステップ1として、市町の取組を徹底的に支援するといういうものでございます。具体的には、ワクチン接種サポートナースプロジェクト、現在、約450名の方がお手上げいただいておりますが、これを通じて医療従事者を確保いたしますほか、集団接種体制の強化支援、また個別接種の機会の拡大支援を図ります。
ステップ2といたしまして、高齢者接種に一定の目途が立つ7月から、本県におきまして、職種を定めて実施する広域職種別接種、いわゆる大規模接種を開始することといたしました。広域ワクチン接種センターを設置いたします。県内南部、北部に1ヶ所ずつ会場を確保いたします。まずは福祉職員、警察、消防、教員、保育士等、約6万人を対象といたします。予約は7月1日から開始いたします。市町の一般接種の一助となるよう運用を行ってまいります。
また職域接種につきましては、本日6月8日から官邸ホームページ上で事業者等からの申請の受付が開始されるということでございますので、これにあわせまして、本県におきましても、職域接種の推進を図るため、今日の午後1時から県内事業者等の職域接種の相談窓口をご覧のとおり設置することといたします。(電話番号077-528-3590)
これは企業、事業所の皆様方、大企業のみならず、中小企業の皆様方、また大学等、あらゆる事業者の皆様方のご相談に応じ、どういうことが可能なのか、我々も一緒に考えてまいりたいと存じますので、よろしくご案内方お願いいたします。
令和3年6月8日
滋賀県知事
三日月大造
これまでのメッセージは、新型コロナウイルスに関する滋賀県知事メッセージをご覧ください。