引き続き、今日以降、県民の皆様には「いつも一緒にいる人と県内で過ごそう」と、また、「基本的な感染対策の徹底をしよう」と、また、「緊急事態宣言対象地域等と滋賀県との間の往来」ですとか、「緊急事態宣言対象地域等での会食」を控えることをお願いしていくということでございます。
本県から京都府への移動が増加しているということ、また10代、20代の京都への流出が抑えられていないという状況がございます。また、京都からの流入が抑えられていないという状況がございます。大阪・兵庫・愛知からの流入は、ゴールデンウィークから5月の休日にかけて、減少傾向が見られますが、京都からの流入は抑えられていないという状況がございますので、今、申し上げたとおり、「今、本当に行かなければいけないのか」改めて確認していただいたうえで行動していただきたい。
また、京都府からの流入について抑えられていないということから、湖岸緑地等の駐車場については閉鎖を継続させていただきます。ただし、緊急事態宣言の状況を見ながらではございますが、医療体制の状況等も見ながら、開放のタイミングですとか、対応については検討していきたいと考えております。
ワクチン接種につきまして、高齢者のワクチン接種につきましては、現在、各市町において大変ご尽力いただいて、何とか早く、また7月末の接種完了を目指してご尽力いただいているところです。
対応する方々、接種に対応する方々、看護師等が不足する市町もあるということでございますので、県では、「ワクチン接種サポートナースプロジェクト」を5月12日からスタートさせていただいております。昨日時点で、389名の方々に応募いただいているということでございます。ご応募いただいた方に、今日と明日でワクチン接種をしていただきます。また、市町の接種事業の即戦力として、すでに10名を超える方々がマッチングをして現地でご対応いただくことも調整させていただいております。すでにそれぞれの市町で対応されているということでございます。
市町における高齢者のワクチン接種事業がしっかりと進められるよう、また、その後の64歳以下の接種についても視野に入れながら、体制構築をしていきたいと考えております。
令和3年6月1日
滋賀県知事三日月大造
これまでのメッセージは、新型コロナウイルスに関する滋賀県知事メッセージをご覧ください。