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まん延防止等重点措置の京都市等への拡大を受けて(令和3年4月9日)

新型コロナウイルス感染症、変異株も含めて急増中でございます。東京都、京都府、沖縄県でもまん延防止等重点措置が適用されるということでございます。本県も1週間ごとに見ますと、3月の中旬から1.6倍、そして直近では1.75倍ということで、1週間ごとに確認される陽性患者の数が大きく増加しておりますので、緊張感を持って対応しているところで、第4波の中にあるという認識です。

したがって、近隣の京都市を含め、まん延防止等重点措置の対象地域、また感染拡大地域への不要不急の外出・往来については控えていただきますよう県民の皆様にお呼びかけ申し上げます。

あわせて、先週から確認しておりました医療提供体制、宿泊療養体制につきましては、病床は現在の322床から350床を目指して準備を進めているところでございますが、まず4月中には340まで確保できる見通しが立てられました。また、宿泊療養施設につきましては、現状350室を確保しておりますが、人の体制、清掃の体制、これらを確認いたしまして400室まで確保できると、これは再来週、4月19日の週には、その見通しが立てられました。

また、医療提供体制に大きく影響する、後方支援病院につきまして、本日付けで13の病院が受入可能という返事をいただいていますので、順次回復された方、陰性になった方については、移っていただく、そういった流れを作っていきたいと考えております。

ステージ判断につきまして、本県においてもそれぞれの判断指標において、ステージ2からステージ3に向かいつつあるという指標もありますので、週末の状況を見て、週明けに判断していきたいと考えております。

当然、まん延防止等重点措置をどのタイミングで要請するのか、ということについても、想定しながら、療養者の数ならびに病床のひっ迫具合を勘案しながら考えていきたいと思いますが、まん延防止等措置と緊急事態宣言の境界がわかりにくくなってきているという印象も受けますので、まずは本県の状況を見ながら、本県のステージ判断を見た上で、次の対応を考えていきたいと存じます。

これまでのメッセージは、新型コロナウイルスに関する滋賀県知事メッセージをご覧ください。

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