今、皆様の前で第32回の本部員会議を開催いたしました。おかげ様で2月は1月に比べますと減少傾向が確認できておりますが、医療現場の状況は、まだまだ厳しい状況が続いています。したがって、あと一息、皆で力を合わせて、基本的な感染予防対策をしっかりと行った上で、感染防止に努めていきましょう。
そこで、特に家庭内に持ち込まないために、会食については、家族や普段一緒にいる人と、感染予防対策は徹底した上で行っていただきたいと思います。
今日、データに基づき、新たに一つ皆様にお伝えしたのは、職場内感染が増加しているということです。職場に持ち込まない、職場での感染予防対策をしっかり行いましょう。特に、体調に違和感のある方は出勤を控えてください。なかなか言い出しにくい、熱がある、感染しているかもしれないということがなかなか言いづらいということがありますが、体調に違和感のあるときは、遠慮なく御申告の上、出勤を控えてください。
また、休憩や更衣や食事などの時間をできればずらすこと、特に休憩するとき、一息つくとき、一服するとき、喫煙するとき、こういう場面ではマスクを外したり、人との距離が近くなりますので、特に注意をしてください。
なお、今日はワクチン接種体制について現時点の状況を確認しました。この対策本部にワクチン接種推進チームを位置付けて、全庁一丸となって、取組を進めてまいります。キーワードは「連携」、「安全・安心」、そして「着実」です。
また、この長引くコロナ禍の中で、近隣府県に緊急事態宣言が発出され延長されるという状況下で、特に飲食や飲食関連事業に大きな深い影響が出ています。このため、来年度も売上げ確保のために実施する取組(例:デリバリー、オンラインショッピング等)を予算案にも入れて準備しているところですが、それらを前倒しして今年度中にも受けていただけるようにしようということで、現在そのための準備を進めております。
いずれにいたしましても、この春の3月、4月は、大変重要なイベント等があったり、人生の節目でもありますので、コロナをこれ以上拡げずに乗り越えていけるよう頑張っていきたいと思いますので、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
令和3年2月5日
滋賀県知事
三日月大造
これまでのメッセージは、新型コロナウイルスに関する滋賀県知事メッセージをご覧ください。