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近隣府県における緊急事態宣言発出に伴うお願い(令和3年1月13日)

医療体制については、非常事態だと言わなければならない状態が続いています。確保病床の占有率が86%を超えていますし、特に重視している重症者用病床占有率が37.5%です。

こういうものが高まってくると、医療従事者の皆様も、これにかかりっきりにならなければならないという状況がございます。また、宿泊療養施設の占有率も5割を超えてきています。

我々はこれまでの計画以上の病床確保、これを医療現場のご協力をいただきながらしっかりと進めてまいります。軽症の方が療養される宿泊施設についても新たな施設の開設に取り組んでいるところでございます。

ですが、それを上回るペースで新規陽性が増えていくと、より厳しい状況になってくるということを想定いたしまして、重症化リスクの高い方に医療資源を重点化していくという体制をとらざるを得ない状況でございます。

したがって、さらに厳しい状況になりますと、自宅療養を要請する場合が出てきてしまいます。この状況を県民の皆様と共有したいと思います。

したがって、ここにも掲げておりますとおり、医療体制は非常事態だということについて、もう一回皆様と共有したいと思います。

これらを回避するために、今日は大きく2つのことを申し上げます。

一つは会食です。家族や普段一緒にいる人以外との会食は控えてください。

そして往来です。県民の皆様には緊急事態宣言対象地域への不要不急の往来を控えてほしい。これは従来からお願いしておりますが、今日は新たに、県外の皆様に対しても、特に緊急事態宣言対象地域からの滋賀県への不要不急の往来は控えてほしい。そういった地域からは滋賀県に来んといてほしいということをお願いしたいと思います。

ぜひこれ以上の制限・制約・負担がかからないようにするためにも、県民の皆様により一層の御協力をお願いし、私どももしっかりと頑張ることをお誓い申し上げて、私からのコメントとさせていただきます。

令和3年1月13日

滋賀県知事
三日月大造

これまでのメッセージは、新型コロナウイルスに関する滋賀県知事メッセージをご覧ください。

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