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クラスターの早期封じ込めなど今後の対策(令和2年8月28日)

8月に入ってから連日の発生でございます。暑さもまだまだ厳しい。これから台風シーズン。長丁場の戦いになっておりますけれども、皆で力と心を合わせて乗り越えていきたいと思います。

県内でも複数発生しておりますクラスターの封じ込め対策に全力を注ぎます。職員の方々、入所者、入居者の方々等で感染される方もいらっしゃると思いますので、予防対策を徹底すると同時に、起こった場合についてもしっかりと支援体制を構築してまいりたいと思います。

発生したクラスター事例に対しては、どういう状況であったのか、どういう課題があったのか分析をしておりますので、これらを発信し、現場においても共有したいと考えています。

また、今後の感染拡大や治療を必要とする方々の増加に備えまして、2つ目の宿泊療養施設を彦根に開設します。200室余の部屋数を確保しますので、医療がひっ迫する事がないように、そして必要な療養をしていただけるように対策を講じてまいります。

最後、人権の問題につきまして、感染された方が、そのご家族含めて、差別を受けられたり非難を受けられたりという悩みをいただくことが多くございました。こういったことにしっかり寄り添いご相談等を受けつけるホットラインを設けると同時に、県庁内に人権侵害救済のための対応チームをつくりまして、さらに感度を上げて対応してまいりたいと思いますので、県民の皆様方にもご協力をお願い申し上げたいと思います。

また、様々なお困りごと等が、これから日々さらに募ると思います。今それぞれ用意している支援内容や相談窓口等をお知らせするチラシを、今日、新聞折り込みさせていただきました。今一度ご確認の上、遠慮なくご相談等いただきますよう呼びかけたいと思います。

 

------------------(本部員会議の終わりに)--------------------

まずは、コロナウイルスで大切な命を失われた方に、思いを静かに寄せたいと思います。そして今、懸命に治療されている方々の一日も早いご回復をお祈り申し上げるとともに、医療現場、介護現場、その他でこの新型コロナウイルス対策に懸命にあたっている方々に心からエールを送りたいと思います。皆さん、拍手でエールに代えたいと思います。

(拍手)

最後に、このコロナウイルス、滋賀県では3月5日に初めての感染患者の方が発生して以来、半年にわたる闘いを続けてきております。長くなると、いつまで続くんだろう、どうなるんだろうという不安もあるかと思いますが、最後にみんなで頑張ろうコールで締めたいと思いますので、よろしくご唱和お願いいたします。

「暑さ、コロナ、災いに負けずに、頑張ろう!」

ありがとうございました。頑張りましょう。

令和2年8月28日

滋賀県知事三日月大造

これまでのメッセージは、新型コロナウイルスに関する滋賀県知事メッセージをご覧ください。

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