お盆を迎えるにあたって皆様への呼びかけ（令和2年8月7日）

先ほど報告があり、私からも申し上げたとおり、これまでで最多の31名の感染者の確認ということでございます。

現場の最前線で中心になっている保健所や健康医療福祉部だけでなく、全庁挙げて、このクラスターの封じ込めと現場の支援にあたってまいります。

また、患者が急増しているこの状況を踏まえまして、病床、ベッド数の確保を20日めどに200床、宿泊療養施設については新たに250室を今月中に確保して、感染された方々の治療に万全を期してまいります。

県民の皆様方にはあらためて感染予防対策の徹底をお願いしたいと思います。手洗い、マスクの着用、人と人との距離、3密の回避、ぜひあらためてお願いをいたします。

特に、クラスターが発生した施設や、そこで働く職員の方々に対する誹謗中傷、差別や嫌がらせ、こういったことが続いている、増えているようでございますので、どうか皆さん、不安な気持ちは分かりますけれど、感染された方々やそのご家族に対する配慮や思いやりの気持ちをもって行動していただきますよう強くお願いいたします。

お盆を迎えますが、多くの方々にとって大切な時期であるこのお盆に、帰省を控えてほしいということは申し上げませんが、体調の優れない方は控えていただく、また、慎重に判断していただくよう、ぜひ呼びかけたいと思います。病院へのお見舞い、介護施設等への面会については、クラスターが発生しやすい場所、重症化しやすい方々がいらっしゃるということも踏まえて、施設側の指示に従っていただき、慎重なご判断をお願いするよう呼びかけてまいりたいと思います。

令和2年8月7日

滋賀県知事三日月大造

これまでのメッセージは、新型コロナウイルスに関する滋賀県知事メッセージをご覧ください。