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感染拡大防止対策に係る知事の呼びかけ(令和2年7月15日)

本日、1名の方の陽性が確認されました。これで、今月に入り6名の方の陽性が確認されたことになります。6月に確認された感染者が1名であることを考えますと、第2波の入り口にいるものと認識せざるを得ないところです。また、本日、東京で165名、大阪で61名の感染者が確認されており、大阪は緊急事態宣言後最多です。

東京およびその近辺においては、新規感染者が増加傾向にありますし、感染経路が不明の方も一定割合出てきているところです。また、近隣の京都府や大阪府においても同様の状況であり、こうした都市部において、すでに市中感染が広まっているのではないかと考えられる状況です。

今日の段階では引き続き「注意ステージ」です。県民の皆様には、改めてのお願いになりますが、新型コロナウイルス感染症の基本的な対策を思い起こして徹底してください。手洗いの励行、マスクの着用、3密の回避など、基本的な感染予防対策の徹底をお願いします。また、免疫力を高める生活習慣を心掛けるようにしましょう。栄養、休養、運動、ストレスをため込まないこと、こういった免疫力を保ち高める生活習慣を心がけ、新型コロナウイルスに負けない生活をともに送っていきましょう。

また、ここ最近の県内の感染事例をみましても、大阪府や京都府に出かけた際に感染したのではないかと考えられる事例が多いところです。都市部を中心とした感染者が多数確認されている地域への外出については、いわゆる「夜の街(接待を伴う飲食店など)」だけではなく、本当にその場所に行かないといけないのかを含めて、慎重な検討をお願いします。仮に行かれる場合は、先ほど申し上げたような基本的な感染予防対策の徹底を特にお願いすると同時に、行かれる地域で対策ができているかしっかり確認してください。特に高齢者と接する機会のある方は特段の注意をお願いします

外出先においても、利用する店舗が感染予防対策ができているのか、しっかりと確認し、不安に思うところがあれば利用しないようにする、施設においても一緒に行った人が互いに気を付けあうなど、対策をとっていきましょう。体調に異変を感じた場合には、外出をせずに自宅等で休んでください。

また、事業者の皆様にも、業種別感染拡大予防ガイドラインの徹底や、体温測定などの従業員の体調管理、感染を拡大させないための「もしサポ滋賀」の積極的な導入をお願いいたします。

引き続き、県としても、感染拡大防止の徹底に努めつつ、社会経済文化活動の両立を図って対策を講じていきます。すでに第2波の入り口にあると認識したうえで、注意しながら生活してください。

これを申し上げて私からの呼びかけとします

令和2年7月15日

滋賀県知事
三日月大造

これまでのメッセージは、新型コロナウイルスに関する滋賀県知事メッセージをご覧ください。

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