本県においては、5月23日に新型コロナウイルス感染症患者が1名確認され、その方は感染経路不明の方でありました。
それ以降、6月6日までの14日間連続して、新たな感染者が確認されていないことなどから、6月7日から「コロナとのつきあい方滋賀プラン」におけるステージが「警戒ステージ」から「注意ステージ」へ移行いたします。
最前線で感染された方の治療、救急・救命に対応していただいた医療従事者の皆様をはじめ、県民の生活を守るためのサービスを懸命に維持し、活動していただいた方々、極めて異例の、前例のない外出自粛や休業要請等に御協力いただきました県民の皆様、事業者の皆様に改めて感謝申し上げます。
「警戒ステージ」から「注意ステージ」へと移行することにはなりますが、新型コロナウイルス感染症が終息したわけではありません。
東京や北九州市では依然として感染拡大が危惧される状況が続くことから、引き続き、感染者が多数確認されている地域等への移動を極力控えていただくよう呼びかけておりますし、大規模なイベントの開催自粛をお願いしているところです。
県としても、医療提供体制の充実強化、経済・雇用・生活支援対策強化に引き続き全力で取り組んでまいります。
これからは、感染拡大防止に最大限努めながら、社会経済活動のレベルを少しずつ引き上げていく段階になります。そろりそろりと、様々な活動を再開させつつ、少しずつ、一緒に、前に進んでいきましょう。
令和2年6月6日
滋賀県知事
三日月大造
これまでのメッセージは、新型コロナウイルスに関する滋賀県知事メッセージをご覧ください。