志賀・大津圏域は、滋賀県の西南部に位置し、大津市の安曇川、鴨川の流域と瀬田川以東を除く地域を対象としており、圏域全体が大津市に含まれています。圏域は、南北に長く、東西に短い特徴があり、その面積は約203km2となります。
志賀・大津圏域には、一級河川が全部で51河川あり、比良山地、比叡山地などに水源を発し、東西に流れ、琵琶湖へ直接流入する一級河川が36河川あります。
淀川水系志賀・大津圏域河川整備計画は、原案の縦覧、学識者の意見聴取(淡海の川づくり検討委員会)、関係市町の意見聴取を経て、国土交通大臣への認可申請し、平成24年3月28日に認可を受けました。
淀川水系 志賀・大津圏域河川整備計画については、平成24年3月に当初計画の認可を受け、河川改修に取り組んできたところですが、真野川・吾妻川・琵琶湖(近江舞子浜、北比良浜)の整備進捗を図ることを目的として河川整備計画の見直しを行っています。
この度、新たな改修計画を盛り込んだ「淀川水系 志賀・大津圏域改修計画(変更原案)」(以下「変更原案」という)を作成しましたので、公表します。
河川法に基づく手続きとして、学識経験者、関係住民の皆さまから変更原案に対するご意見を伺ってまいります。
淀川水系志賀・大津圏域河川整備計画(変更原案)について、令和6年3月25日から令和6年4月26日の間、ホームページ等を通じて、県民のみなさまの御意見等を募集しました。
この結果、当該計画に対する御意見はありませんでした。
淀川水系志賀・大津圏域河川整備計画(変更原案)について、令和6年8月30日に淡海の川づくり検討委員会を開催し、学識経験者への意見聴取を行いました。
審議の結果、志賀・大津圏域河川整備計画(変更原案)について、必要な手続きを進められたいとの答申をいただいたことから、今後、変更案を作成し、関係市長からの意見聴取を経て、近畿地方整備局へ変更認可申請を行う予定です。
なお、併せていただいた留意事項については、変更案に必要な反映を行うとともに、変更計画策定後の実施段階において留意してまいります。