令和4年6月4日(土)開催!
つなげよう未来に、「森-川-里-湖」のつながりを
(琵琶湖と森の恵みを次世代へ)
「第50回全国林業後継者大会しが2022」
6月4日(土)に「第50回全国林業後継者大会しが2022」が多賀結いの森で開催されました。当日は好天に恵まれ、全国から林業関係者の方など約250名の方に参加いただきました。
オープニングでは近江猿楽多賀座のユーモアあふれる上演で会場の緊張もやわらぎました。次に「森林に関わる活動を通じて私たちができること」をテーマに活動発表が行われ、加藤みゆき氏、宮村太氏、前川真司氏、濱均氏より、熱い思いを伝えていただきました。また、休憩時間には高橋市衛氏によるギター演奏がありました。
パネルディスカッションでは「みんなで豊かな森林を次世代に引き継いでいくために必要なこと」をテーマにコーディネーターに滋賀県立大学の高橋卓也教授を迎え、パネリストとして田中一則氏、八木典氏、横関隆幸氏がこれからの森林・林業のありかたや次世代へとつなげていくにはどうしたらいいのかなどについて活発な議論を行いました。
私たちは、この日の議論で改めて森林の恩恵と琵琶湖のつながりについて認識することができました。引き続き豊かな森林、琵琶湖の恩恵に改めて感謝しつつ、この恵みがずっと後世に続いていくことを願っております。
この度はご多用中のところ遠方からご足労いただき誠にありがとうございました。
尚、当日の模様はYouTubeで配信しておりますので是非ご覧ください。
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開会の挨拶
滋賀県林業研究グループ連絡協議会会長の前田康弘と申します。第50回全国林業後継者大会の開催にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
滋賀県は、近畿1450万人の命の源である琵琶湖が中央に位置し、そのまわりの近江盆地と、伊吹、鈴鹿、比良、比叡の山々が取り囲む、独特の地形です。山々の森林に降った雨水は、谷を形づくり、それらが集まり、やがて川となり農山村や里地を潤し、琵琶湖へと流れ込みます。「森-川-里-湖」のつながりを大切にし、琵琶湖の水源である森林をみんなで守り育て、活用し、次世代へ繋いでいくことは、滋賀県民の責務であると自負しております。そのために、今回の全国林業後継者大会にて、我ら林業関係者が森林からの多様な恩恵、魅力を語り発信し、滋賀県の林業発展の契機にしたいと考えております。
スタッフ一同できる限りの準備を進め皆様とお会い出来る事を楽しみにしております。
大会終了の御礼
滋賀県林業研究グループ連絡協議会副会長玉木圭介
皆様、第50回全国林業後継者大会しが2022に多くのご出席をいただきまして、誠にありがとうございました。
また遠方からも多くの方々に滋賀県にお越しいただきましたことを、心より御礼申し上げます。
全国林業後継者大会はこのたび第50回を迎え、本大会を開催するにあたって、滋賀県の林業研究グループでも森林や林業の後継者について様々なことを考えるきっかけとすることができました。
今後も、この大会の開催を契機として、ご参加いただいた皆様と全国の林業後継者が更にご活躍され、豊かな森林を次世代へ引き継いでいくことを祈念いたしまして、大会の終了の言葉とさせていただきます。