滋賀県西部・南部森林整備事務所(高島支所管内を除く)は大津市、草津市、栗東市、守山市、野洲市を管轄しています。当管内は、滋賀県最大の人口を有す都市部を比良、比叡、田上、金勝の山々が取り囲んでおり、都市部と森林がとても近くに共存している地域です。管内の総面積72,090haの内、森林面積は28,783haであり、区域全体に占める森林の割合は40%となっており、県平均の50%より低くなっています。
大津市葛川地域や大石地域ではスギ林が多く、その他の地域ではヒノキ林の割合が高くなっています。その他にも比叡山延暦寺や三井寺、石山寺などが所有する山林が2,300haと森林面積の約8%を占めていることが、管内の大きな特徴となっています。
また、管内には森林体験活動を行える施設が充実しており、憩いの場として多くの県民に利用されています。