中学校において5日間程度の職場体験を実施し、働く大人の姿にふれたり、自分の生き方を考えたりする機会とし、自分の進路を選択できる力や将来社会人として自立できる力を育てるものです。
滋賀県では、文部科学省の本取組の推進にあわせ、平成19年度から、県内のすべての公立中学校で5日間の職場体験に取り組んでいます。
◎中学2年生に将来の自分の生き方について考える機会をつくり、自分の進路を選択できる力や将来社会人として自立できる力を育てる。
◎働く大人の姿にふれる。
◎地域の子どもを、地域で育てていく。
○1日目・・・緊張や不安の中、新しい環境に出会う。
○2日目・・・仕事の流れがわかり、与えられた仕事ができる。
○3日目・・・仕事に慣れて、わからないことが聞けるようになる。
○4日目・・・つまずきながらも、創意工夫や自分なりの努力をする。
○5日目・・・職場の方との人間関係が深まり、達成感が得られる。
児童生徒の発達段階に応じて、教科、特別活動、総合的な学習の時間等で展開しています。
高校生 | ・生涯にわたる多様なキャリア形成に必要な能力や態度を身に付ける。・勤労観・職業観等を自ら形成・確立する。 |
中学生 | ・目標を立てて計画的に取り組む態度を身に付ける。・社会における自分の役割や将来の生き方、働き方等を考える。 |
小学生 | ・身のまわりの仕事や環境への関心を高め、夢や希望をもつ。・社会性、自主性・自律性等を身に付ける。 |
幼児 | ・人とかかわることの楽しさや人の役に立つ喜びを味わう。・自発的・主体的に活動する。 |
自分の生き方を見つめる中学生チャレンジウィークを支えるため、下図のように、学校と家庭、地域、教育委員会が連携・協力しています。
学校がすること | ●受入れ先の依頼をする ●3年間を見通したキャリア教育を進める ●体験の事前事後の指導をする ●体験の成果を日常生活へ広げる ●各中学校間での交流や連携を図る |
家庭にお願いすること | ●働くことについて子どもと語る ●体験場所について子どもと語る ●子どもの体験を応援する |
地域にお願いすること | ●中学生を受け入れる ●大人の働く姿を見せる ●中学生を事業所の一員として扱う ●コミュニケーションの大切さを教える |
教育委員会がすること | ●県支援会議の開催 ●市町推進会議の開催 ●受入れ先拡大への支援 ●学校への支援 ●関係機関との連携 ●事業のまとめ |
中学生チャレンジウィークは、年間のべ数で4,000を越える事業所に御協力をいただいています。ここでは、協力事業所名を掲載することにより、感謝の意を表するとともに、県民あげて「地域の子どもは地域で育てる」気運を高めたいと思います。
職場体験の受入れ協力事業所を募集しています。御協力いただける事業所様は、下記のお問い合わせ先まで御連絡ください。
中学生チャレンジウィーク事業の実施について、生徒、保護者、事業所の方々に回答いただいたアンケートの結果を掲載しています。