龍谷大学農学部の学生と琵琶湖博物館が共同で館内のルートマップを作成しました。
来館者が「琵琶湖システム」に関連するトピックを琵琶湖博物館の展示から学ぶことができるルートとなっています。
作成したルートマップは、琵琶湖博物館のホームページで公開しています。
マップのタイトル:「‐湖と人が織りなすものがたり‐琵琶湖システム」
入手方法:琵琶湖博物館webサイトの下記URLから閲覧・ダウンロード可能できます。
【https://www.biwahaku.jp/exhibition/tool.html】
※印刷物の配布は行っておりません。各自のパソコン・携帯端末からご覧ください。
琵琶湖博物館2階マップ
琵琶湖博物館1階マップ
令和4年(2022年)、国連食糧農業機関(FAO)によって、琵琶湖と共生する滋賀県の農林水産業「琵琶湖システム」が世界農業遺産に認定されました。この「琵琶湖システム」の構成要素となっている人々の生業、暮らしや自然環境を知るうえで、琵琶湖博物館は最適な場所の一つです。
ただ、琵琶湖博物館の展示は「琵琶湖システム」の内容に特化した配置をしていません。そこで、琵琶湖システムのことをより深く、理解しやすいかたちで学んでいただけるよう、来館者が展示をめぐる際のサポートツールとして、ルートマップ「‐湖と人が織りなすものがたり‐琵琶湖システム」を作成しました。
このルートマップは、2023年10月から開始した琵琶湖博物館と龍谷大学農学部との地域連携事業として、食料農業システム学科の嶋田大作准教授の協力のもと作成しました。県農政水産部農政課企画・世界農業遺産係の協力のもと、嶋田ゼミの学生たちが「琵琶湖システム」について学び、博物館におもむき展示室を丹念に調べながら、ルートマップで取り上げる展示やコースを練ってもらいました。
★琵琶湖博物館に来館の際には、ぜひご活用ください!