2022年2月8日に、日本貨物鉄道株式会社より米原貨物ターミナル駅(仮称)事業の中止が公表されました。事業は中止となりましたが、日本貨物鉄道株式会社では、中長距離輸送におけるCO2排出量の削減や労働生産性の向上につながる、滋賀県内の立地企業に特化した貨物鉄道輸送利用促進の取組が実施されることとなりました。
その取組を紹介するため、2022年4月18日(月)に京都貨物駅で、同4月26日(火)に岐阜貨物ターミナル駅で、それぞれ貨物駅見学会および利用促進説明会が開催されます。
本県の物流の円滑化等に寄与する取組ですので、貨物駅見学会等への参加について、ご検討ください。
(1)京都貨物駅見学会
・京都貨物駅…2022年4月18日(月)13:30~16:30
(2)岐阜貨物ターミナル駅見学会
・岐阜貨物ターミナル駅…2022年4月26日(火)13:30~16:00
それぞれ募集定員は、現地15名、オンライン参加80名となっています。詳しくは、リンク先まで
(1)京都貨物駅、岐阜貨物ターミナル駅構内における「積替え場」設置
※滋賀県内事業所向けの積替え場が確保され、一般のトラックでも、第二種利用運送事業許可(鉄道)の取得により貨物駅へ荷物を運び込むことができます。
(2)滋賀県立地企業向け貨物鉄道運賃設定
・京都貨物駅および岐阜貨物ターミナル駅から貨物鉄道輸送を利用している荷主を対象に、増送した数量に対しての特別運賃を設定
(3)滋賀県立地企業向け「お試し輸送」に係る特別料金設定
・貨物鉄道輸送を利用したことのない荷主を対象に、京都貨物駅および岐阜貨物ターミナル駅から貨物鉄道輸送の「お試し輸送」(最初のコンテナ2個まで)をした場合の特別料金を設定
(4)「お試し輸送」利用者の継続した利用を促すための「インセンティブ」(特別運賃)設定
・「お試し輸送」を利用した荷主を対象に、京都貨物駅および岐阜貨物ターミナル駅から継続して貨物鉄道輸送を利用した場合の「インセンティブ」(特別運賃)を設定
(1)は、既に取組が始まっています。
(2)から(4)の取組は、貨物駅見学会開催後に実施予定です。