信楽高校からは、日々セラミック系列で陶芸について学び、陶芸部にも所属している3名の生徒さんが全国植樹祭に協力いただいています。
生徒さんには、大会のメイン会場となる式典会場の中央に位置し、天皇皇后両陛下の御座所となる「お野立所」に設置するフラワーアレンジメント用の花器を制作いただきます。
滋賀ならではのこだわりの詰まったお野立所に、滋賀の高校生たちが制作した「信楽焼」の器が彩りを添えます。
花器を制作いただくにあたり、まずは全国植樹祭や滋賀の森林についての出前講座を受けていただきました。
3名ともとても熱心に聴講してくださいました。
その後、お野立所の模型を見ていただき、自分たちの製作した花器を用いたフラワーアレンジメントが置かれている様子を想像し、構想を巡らせていただきました。
先生が普段どんな風に授業を行っているか説明してくださいました。
ろくろを回されている姿が浮かんできました。
信楽高校には今回花器の製作を依頼した縁で、苗木のホームステイもお引き受けいただきました。
植樹祭まで苗木の育成もよろしくお願いいたします!
滋賀県の最南部、「日本六古窯」として知られる甲賀市信楽町にあります。この信楽の地は「たぬき」の焼き物で知られ、町全体が陶芸の里となっています。
令和2年に放映されたNHK連続テレビ小説「スカーレット」でご覧になった方も多いと思います。
昭和48年に信楽工業高等学校として独立しました。独立当時の設置学科は、窯業科(のちのセラミック科)とデザイン科の2学科でした。
平成26年4月には、学科が総合学科に改編され、同時に「アート留学」と名付けた全国募集を、県下で唯一、実施することになりました。
現在、総合学科として「セラミック」「デザイン」「普通」の3つの系列があり、多くの選択科目を用意しています。
総合学科では、自分の進路をしっかりと考え、進路実現に必要な系列や科目を自ら選択して学んでいきます。
(信楽高校公式HPより抜粋)