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更新日:2021年10月18日

山内副所長が第44回日本脳神経CI学会学術集会でシンポジストとして発表しました。

山内副所長が第44回日本脳神経CI学会学術集会でシンポジストとして発表しました。

  • 発表日
    2021年4月4日
  • 学会名
    第44回日本脳神経CI学会学術集会
  • 開催地
    WEB
  • 演題
    アテローム硬化性脳主幹動脈疾患における血行力学的脳虚血と認知機能障害
  • 演者
    山内浩
  • 要旨
    アテローム硬化性脳主幹動脈(内頸または中大脳動脈)疾患では、脳梗塞による局所脳機能障害以外に、低灌流による血行力学的脳虚血が原因となり認知機能障害が生じる。
    その機序として、1)脳組織障害を生じるよりも軽度の脳虚血によりおこる脳機能(代謝)障害、2)脳組織すべてが壊死に陥る脳梗塞が生じるよりも軽度の脳虚血によりおこる神経細胞に選択的な障害、の2つが考えられる。
    その直接評価はMRI等の形態画像では困難であった。
    しかし、近年、脳循環動態評価法が普及し、また、大脳皮質神経細胞表面に存在する中枢性benzodiazepine受容体密度測定による神経細胞障害の定量的評価も可能になった。
    その結果、脳循環動態や大脳皮質神経細胞障害と認知機能障害の定量的検討がなされつつある。
    低灌流による血行力学的脳虚血そのもの、および、その結果として生じる大脳皮質神経細胞障害と認知機能障害との関連が明らかになり、血行再建術などによる低灌流の改善による認知機能障害の治療や予防法が確立されることが期待される。