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トピックス

令和5年度卒業証書、修了証書授与式を挙行しました(R6年3月2日)

 3月2日に卒業証書、修了証書授与式を挙行し、養成科22名、就農科13名の35名が巣立ちました。JAや農業関連企業などに就職する学生、就農を見据えて先進農家で引き続き研修する学生もいますが、就農科修了生と合わせて16名が農業経営を開始するとともに、4名が農業法人等で就職就農し県内各地で活躍することになります。

農業大学校は、これからも次代の滋賀県農業を担う人材の育成に努めてまいります。

就農計画発表会が開催されました(R6年2月20日)

2月20日に就農地のある農業農村振興事務所や市・町、JAなどの関係機関の出席を得て、就農科17期生13名の就農計画発表会を開催しました。農大等での1年間の研修を終え、各自の就農計画について、就農を目指すきっかけや経営理念・方針から始まり、経営品目・規模、労働力、販売計画、経営収支など具体的な数字を用いながら、スライドを使って発表が行われました。経営理念や屋号、農園のロゴマークなどに込めた熱い思いが語られ、各自の就農計画は今後の期待感を抱かされるものばかりでした。3月2日の修了式後は、本格的に営農を開始される予定です。

令和5年度全国農業大学校等プロジェクト発表意見発表会で特別賞(ヤンマーアグリ株式会社賞)を受賞(R6.2.7~9)

27~9日にかけて「令和5年度全国農業大学校等プロジェクト発表意見発表会」が国立オリンピック記念青少年総合センターで行われました。東海・近畿ブロックの代表として、当校からは、プロジェクト発表養成課程の部で養成科2年生の植出さんが「果房被覆と品種選定がトマトの裂果と作業の省力化に及ぼす影響」と題して発表を行いました。

審査の結果、植出さんは特別賞(ヤンマーアグリ株式会社賞)を受賞されました。これは農業大学校開校以来、初めての受賞となります。また、発表会の運営委員や一般参加として本校1年生の学生8名も参加しました。学生交流会や意見交換会、発表会等の運営を通じて、全国の学生たちとの交流ができ、刺激になったようです。さらに、全国レベルの発表を聞くことができ良い経験になったようで、今後、各自のプロジェクト学習の取組に期待が持てます。

東海・近畿ブロック農業大学校学生研究および意見発表会で最優秀賞受賞(R6年1月18~19日)

11819日にかけて「東海・近畿ブロック農業大学校学生研究および意見発表会」が大阪府で行われました。当校からは、研究発表の部で養成科2年生の植出さんが「果房被覆と品種選定がトマトの裂果と作業の省力化に及ぼす影響」と題して、意見発表の部は養成科1年生の山崎さんが「農業に対する私の思い」と題して発表を行いました。

審査の結果、植出さんは最優秀賞を受賞され、2月7~9日に東京で行われる「全国農業大学校等プロジェクト発表会・意見発表会」に東海近畿ブロックの代表として発表することとなりました。

二人は各府県のいろいろな発表を聞くことができ良い経験になった、他校の学生との交流ができたと、この大会に参加できたことを喜んでいました。

スマート農業(ドローン)の講義が行われました(1月12日)

 スマート農業の知見を深めるため年4回「スマ-ト農業」の講義を行っています。第4回目は、株式会社高岡屋様から「ドローンを活用したスマート農業」について、農業技術振興センター栽培研究部の職員から「水稲のリモートセンシングにおけるドローンの活用方法」について講義をしていただきました。

 その後、ほ場に移動し、高岡屋様からドローンによる水を使って薬剤散布の実演と希望学生への操作体験の指導をしていただきました。初めてドローンを操作する学生ばかりでしたが、指導者からは「思っていたより上手に操作できている」とお褒めの言葉がありました。

プロジェクト研究活動表彰式を行いました(令和6年1月9日)

 プロジェクト研究活動の発表会で、優秀な成績をおさめた施設園芸(野菜)専攻、畜産専攻の学生4名の表彰式を行いました。11819日に大阪市内で開催される東海近畿ブロック農業大学校学生研究及び意見発表会には、本校代表として、養成科施設園芸(野菜)専攻の植出奈緒美さんが「果房被覆と品種選定がトマトの裂果と作業の省力化に及ぼす影響」の研究課題で出場されます。また、校長からは、表彰された4名への講評とともに、1年生に対しては、来年度のプロジェクト研究活動へのアドバイスが行われ、表彰式を終了しました。

プロジェクト発表大会を開催しました(12月22日)

 課題解決学習の一環として、各学生が課題を1つ設定し、その解決にむけた計画の樹立、栽培・飼養の管理、調査の実施、結果の取りまとめといった一連の流れを実践する、プロジェクト学習に取り組んでいます。このプロジェクト研究活動の発表会を12月22日に開催しました。審査講評では、自分の言葉でしっかり説明できている、スライドによるプレゼンテーションにより、発表資料が良くできていたなどの評価された点や、データだけからではなく、消費者の立場に立った時にどうであるのかも踏まえて結論をまとめる必要がある、手元に収集したデータを持っておくと、質問に具体的に回答できたのではないかなどの指摘がありました。

 優秀な成績をおさめた施設園芸(野菜)専攻、畜産専攻の学生4名が選ばれ、令和619日の始業式で表彰式を行います。また、代表1名が11819日に大阪市内で開催される東海近畿ブロック農業大学校学生研究及び意見発表会に出場します。

スマート農業(環境制御)の授業が行われました(11月24日)

農業大学校では、スマート農業の理解を深めるためカリキュラムを組んで授業を行っています。1124日には株式会社誠和の麻生様より養成科1年生、就農科研修生を対象に「スマート農業論~スマート技術で農業が変わる~」と題して「施設栽培における環境制御」についてお話していただきました。今回は、環境制御の一部であるCO2の利用を中心に、光合成におけるCO2の役割と施用の効果などわかりやすく講義いただきました。

次回は、ドローン技術について授業を行う予定です。

収穫祭が行われました(11月17日)

 1117日に収穫祭が実施されました。収穫祭は学生自治会を中心に1年生が準備や当日の運営を行い、2年生の2か月間に渡る先進農業者等での農業体験学習を終え、その学習成果のとりまとめ発表会が終わる11月中旬頃に実施しているものです。今年度は、焼き肉や焼きそば、豚汁などを学生たちが調理し、みんなで昼食を食べた後、体育館でバスケット、バドミントン、卓球といったスポーツレクリエーションで楽しんでいました。2年生は、プロジェクト活動のとりまとめや発表会、そのあとは卒業論文作成とあわただしい学生生活を過ごし、来年3月2日に予定の卒業式に向かいます。

ASIAGAP維持審査が行われました(11月2日)

112日にメロン栽培についてASIAGAP青果物Ver2.3改定第1版の維持審査を受検しました。当日の公開審査部分では、国際水準GAPの取得を目指すJAや農業法人、農業高校などの関係機関も参加されました。

認証はメロン栽培ですが、本校では、平成31年に初めて認証を受けたことを契機に、「農産物生産管理」の科目を新たに設けて、学生全員にGAPの考え方を浸透させるなど農業教育の一環として位置付けています。審査項目183個のうち、不適合件数が2個ありましたが、今月中に是正・報告し、維持審査の認証を受ける予定です。

10月21日(土)に第2回新規就農準備講座を開講しました

第2回新規就農準備講座を開講しました。本県で就農や就農科入校を考えておられる4名の方を対象に、キュウリ栽培の講義・実習を実施しました。キュウリの収穫や袋詰めの体験と他のハウスの見学をしていただきました。また、当校就農科修了生でキュウリ栽培2年目の新規就農者を招き、就農に向けての準備や就農後の課題などについて実体験を交えて講演していただきました。特に、研修に入るまでにぶれることのない、具体的な就農ビジョンを固めておくことが重要と強調されておられました。併せて、滋賀県農林漁業担い手育成基金からは、就農までのステップとして就農を支える制度について説明いただきました。

第2回オープンキャンパスを開催しました(9月2日)

9月2日に第2回オープンキャンパスを開催しました。今回は、県内の農業高校のほか、県内外の高校生、社会人経験者など、学生等24名と保護者16名の参加を得て実施しました。当日は学校説明の後、在校生等からは専攻コースの紹介や農業大学校に進学した経緯などをお話ししていただきました。併せて、卒業生からは「農大で学んだこと、農大の良さ」と題して、学校生活や現在の農業の取組状況、農大における仲間づくりの大切さや農大で学ぶ授業内容の重要性などついて講話をしていただきました。

また、施設野菜・花き専攻の施設などを見学のあと、水田農業専攻コースではミニカボチャ(プッティーニ)の収穫、果樹専攻コースではブドウの収穫作業と袋づめ作業を先生と1年生からアドバイスを受けながら実習を体験していただきました。

終了後の参加者アンケートでは、24名中「ぜひ入学したい」18名、「できれば入学したい」3名と非常に高い割合での入学希望が示されました。また、「施設見学が楽しく、魅力的に感じた」、「県外から参加した。良い話が聞け、将来の役立つ体験がいっぱいできた」などの感想も聞くことができました。

推薦入試は1027日、一般入試は1213日に実施予定です。

後期の始業式を行いました(9月1日)

9月1日に後期の始業式が行われました。前日は養成科2年生の2か月間に渡る農家体験学習の壮行会が行われ、始業式は養成科1年生と就農科研修生のみで行われました。養成科では専攻別授業や実習が本格的に始まり、畜産専攻生は畜産技術振興センターでの授業や実習がメインになります。

また、就農科では引き続き就農品目の技術習得を図るとともに、9月下旬から10月中旬にかけて就農検討会が行われ、各自の就農計画のブラッシュアップと就農予定地の現地検討を関係機関とともに行う予定です。

第1回オープンキャンパスを開催しました(7月1日)

71日に第1回オープンキャンパスを開催しました。県内の農業高等学校生など23名と保護者15名の参加を得て実施しました。当日は、在校生からは専攻コースの実習の様子や内容の紹介をしました。卒業生からは「農大で学んだこと、農大の良さ」と題して、学校生活や現在取り組んでいる農業への思い、農大における仲間づくりの大切さについて講話をしていただきました。また、農業実習体験として、施設園芸(野菜)専攻コースではトマトやキュウリの収穫調整作業、施設園芸(花き)専攻コースではひまわりのポット上げ作業に取り組んでもらいました。終了後の参加者アンケートでは、「この農大に入学できるよう頑張りたい」、「実習を体験できて農業にさらに興味がわいた」など入学に前向きな回答がありました。また、「先生と生徒の雰囲気が良かった」、「卒業生・在校生の話が聞けて学校のことが分かった」などの感想もいただきました。

2回のオープンキャンパスは、92日に予定しています。

第1回就農準備講座を開催しました(5月27日)

本県で就農や就農科入校を考えておられる11名の方を対象に、イチゴ栽培とブドウ・ナシ栽培の講義・実習を実施しました。

イチゴ栽培では高設少量土壌培地耕養液栽培システムの見学と年間の栽培管理の説明、イチゴの収穫とパック詰めを、ブドウ・ナシ栽培では、ほ場見学とブドウの捻枝・誘引、房づくりを体験していただきました。また、当校就農科修了生を招き、就農に向けての準備や就農後の課題などについて実体験を交えた講演、滋賀県農林漁業担い手育成基金からは、就農までのステップとして就農を支える制度について説明いただきました。

新規就農準備講座は年2回の計画で、第2回はきゅうり栽培の講座を予定しています。

東海近畿地区農業大学校学生スポーツ大会に参加しました(5月25日~26日)

東海近畿地区農業大学校8校によるスポーツ大会が兵庫県三木市で開催されました。当校は新型コロナウイルスの蔓延もあり、3年ぶりの参加となりました。学生は、軟式野球、バレーボール、バスケットボール、バドミントン、卓球、テニスなどの出場種目に分かれて奮闘しました。バスケットボール、卓球団体は初優勝、卓球男子は個人シングル、ダブルスとも優勝するなど優秀な成績を収めることができました。

この大会を通して、他府県の農大生との交流が深まったことや、滋賀県立農業大学校生の自覚と学生の一体感が生まれたと感じました。

校内スポーツ大会を開催しました(5月16日)

農業大学校では、516日に学内スポーツ大会を近江八幡運動公園で開催しました。学生自治会主催で1年生、2年生合わせて約50名が集まり、52526日に兵庫県で行われる東海近畿スポーツ大会に向けて練習を行いました。 学生は、野球、バレーボール、バスケットボール、バドミントン、卓球などの出場種目に分かれて汗を流しました。1年生は、スポーツを通して2年生と一緒に練習することで、学生どうしの交流する機会にもなりました。

プロジェクト計画検討会を開催しました(4月27日)

農業大学校の2年生は、課題解決学習の一環として、プロジェクト学習に取り組んでおり、各学生は農業大学校のほ場や施設、畜産技術振興センターの家畜を使ったプロジェクト計画の発表を427日に行いました。学生は、取り組む課題の選定理由や目的、試験区の設置、調査方法、予想される結果などについて、1年生を含む在校生の前で発表しました。緊張しながらも自分で考えた計画を発表し、教職員や学生の質問に丁寧に答えていました。 これから2年生は、2か月間の農家体験学習を挟みながらプロジェクトを実施し、その結果を取りまとめ、12月に発表会を行います。

フレッシュ503(農業大学校直売所)を開催しました

農業大学校では、農産物の販売実習を兼ねて、学生・研修生による直売「フレッシュ503」を毎月第1・第3水曜日に実施しています。学生たちが一生懸命作った野菜や花、果樹などを販売しています。今年度初めての「フレッシュ503」が開催され、新入生たちも一生懸命接客して、多くのお客様にお買い上げいただきました。開催予定日・時間は、農業大学校のホームページなどでお知らせしています。皆様のご来場をお待ちしています。

野菜の販売コーナー
花きの販売コーナー

R5年度新入生基礎実習を開始しました(4月12日~)

水田農業専攻コース
施設園芸(野菜)専攻コース
施設園芸(花き)専攻コース
果樹専攻コース

農業大学校養成科では、農業に関する技術を総合的に体験させ、農業者としての基礎的資質向上を図るため、入学式翌日から、各専攻コースで基礎実習を行っています。今年度の入学生は農業系高校以外の出身者が多いことから、初めて体験することもあるようですが、皆さん一生懸命に実習に励んでいます。基礎実習や5月に実施予定の農家体験研修などを通じて、6月には自分の専攻コースを決めていきます。

4月11日(火)に令和5年度入学・入校式を執り行いました

令和5年4月11日に農業大学校入学・入校式が行われ、養成科30名、就農科13名の計43名が新たに農業大学校の門をくぐりました。学校長式辞のあと、三日月知事から激励のあいさつがありました。新入生の緊張の面持ちと真剣なまなざしが印象的でした。早速、翌日から各専攻コースを一通り経験する基礎実習が始まりました。

農業大学校は、これからも次代の滋賀県農業を担う人材の育成に努めてまいります。

お問い合わせ
滋賀県農業技術振興センター農業大学校
電話番号:0748-46-2551
FAX番号:0748-46-2552
メールアドレス:[email protected]