滋賀県ではこれまで高品質なオーガニック茶の生産を推進してきました。
本研究では「近江の茶」のブランド力向上のため、これまでに確立した技術に新たな需要に対応するカフェインレス茶生産を組み合わせることを目指しています。
そこで、既存の栽培技術や製茶機械を利用した低カフェイン茶生産技術について検討しています。
1.カフェインレス茶生産のための栽培技術の確立
2.カフェインレス茶生産のための製造技術の確立
これまで、大規模経営体における作業の効率化を実現するため、ほ場センサーのリアルタイムデータを利用した露地栽培における各種予測・推定技術の開発に取り組んできました。
本研究では、上記に加えて適応性品種や栽培管理方法(被覆など)に応じた一番茶生育予測技術や、害虫発生予測技術の開発に取り組んでいます。さらに、リモートで運用できるシステムの実装による実用性、経済性を明らかにし、システムを活用した栽培体系の導入効果を検証しています。
1.リアルタイムデータを利用した一番茶生育予測技術の高度化
2.リアルタイムデータを利用した害虫発生予測
3.生産現場への実装による予測精度の検証と活用技術の実証
1.冷涼地赤黄色土茶園における窒素無機化特性の評価
2.滋賀県における有機てん茶現地実証試験
1.バイオ炭施用が土壌の理化学性と茶樹生育に及ぼす影響調査
2.バイオ炭の施用がN₂O発生量に及ぼす影響調査