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小児の「リウマチ・膠原病疾患」に対して診療を行います。これらは関節痛や原因不明の皮疹、手足が冷たい(レイノー現象)などで見つかる事のある稀な疾患ではありますが、その分専門性が必要であり、ガイドラインに即した診断・治療を行います。関節に関しては、当院の整形外科と連携して専門性の高い医療を提供致します。
また発熱する小児におきまして、予想外に長引く、頻繁に発熱する、周期的に発熱を繰り返すといった患者さんを診る事があります。この中には、原発性免疫不全症や自己炎症性疾患といった、特に稀少な疾患が隠れている場合があります。「不明熱」外来では、これらの患者さんに対して、免疫能の検査や遺伝子検査を含めたより専門性の高い検査・治療を行います。
2010年4月より非常勤医師が月1回診療しておりましたが、2022年4月より、リウマチ学会専門医・指導医が常勤医として着任します。さらに5月からは外来枠を月2回に広げます。また、診断困難例や難治例は、これまで通り京大小児科免疫グループと相談して診療にあたります。
受診ご希望の方でお急ぎの場合は、当院総合内科外来(月~金、受付時間8時30分~11時30分、予約不要)をまず受診してください。当日担当医が診察し、必要な検査等を行ったうえで専門外来へ紹介します。