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支援者インタビュー：合同会社LOCO 代表宮本麻里さん

プロフィール：

地域の未就園児サークルで役員を務めた際に寄せられた「子どもを連れて気軽に集まれる場所がほしい」という声をきっかけに、親子に優しいカフェづくりを決意。2015 年に「子育て応援カフェ LOCO（ロコ）」を設立。自治会館を借りての営業から徐々に規模を拡大し「あったらいいなぁ」をコンセプトに、子育て・働く・暮らしまで幅広いサポートを行う。長浜市在住、2 児の母。

「ここに来るだけでもいい。まず一歩、できることから行動してみませんか？」

長浜駅直結の「えきまちテラス長浜」にある「子育て応援カフェLOCO」は、勉強や仕事に利用できるコワーキング「LOCO Living」と、誰でも気軽に入れるカフェ「LOCO Kitchen」から成り立ちます。笑顔で迎えてくれた代表の宮本さんは、何でも話したくなるような温かい雰囲気の持ち主。自身の起業経験や人との繋がりをフル活用して、ママ達の夢の実現をサポートしています。

＿＿＿お仕事の内容を教えてください。

カフェを始めた頃から、ハンドメイド商品の委託販売や講師を募集して教室を開催したりしてきたので、個人で活動をしている方と接することが多くて。そういう方々から起業について相談されるようになったのが、支援を始めたきっかけです。

まだふんわりした思いを形にしていくために、うちでは段階を踏んだセミナーを用意しています。お子様連れの受講も大歓迎。キッズスペースがある部屋で開催するので、みんなで子どもたちを見守りながら受講しています。

他にも、専門的なスキルを持った方の登録制度を設け、企業からの仕事を外注として受けてもらえる仕組み作りにも挑戦しています。LOCO で作業をすることが可能ですし、事前に予約をしてもらえれば保育士さんに来てもらうこともできます。

＿＿＿サポートするうえで大切にしていることは？

うちで大切にしているのは、学んだだけで終わりにしないこと。例えば、ハンドメイドの作家さんなら商品を販売できる場所を提供する、インストラクターがしたいならこの場所で教室も開催できる。小さくてもいいので、とにかく実践するところまで、しっかりサポートする仕組みを整えています。

あとは、相談者さんの話を徹底的に聞くこと。普段の繋がりの中では、自分のスキルや起業の話ってなかなかしづらいですよね。だからここに来てくれた方の話は、私たちスタッフがしっかり受け止めます。人に話すと自然と整理できていくこともあるので、まずはその方がどう思っているのかを引き出して、自分の考えが見えてきたときに、「じゃあやってみよう！」と背中を押せる存在でありたいと思っています。