産業連関表は、一定地域の1年間に行われたモノやサービスの流れを、産業間の取引を中心にして一覧表にとりまとめた統計です。経済構造や産業間の相互依存関係などを明らかにするとともに、表から導き出される各種係数を利用して経済波及効果の測定・分析などを行うことができます。産業連関表をタテ(列方向)に見ると、その部門の県内生産額とその生産に用いられた投入費用(原材料・燃料等)構成がわかります。また、ヨコ(行方向)に見ると、産出(販売)先構成がわかります。
滋賀県ではこれまでに、昭和35年(1960年)、38年(1963年)、40年(1965年)、50年(1975年)、平成2年(1990年)、7年(1995年)、12年(2000年)、17年(2005年)、23年(2011年)を対象年に作成しています。
このたび、10回目に当たる平成27年(2015年)表を作成しましたので公表します(令和3年(2021年)3月 29日)。
*詳しい内容は、「3公表資料」を参照してください。
各部門表に各種係数表等も掲載しています。
経済波及効果分析は、産業連関表の各種係数等を用いて、経済波及効果がどのくらいになるかを算出するものです。
滋賀県産業連関表(平成27年(2015年)表)を利用した「経済波及効果分析ツール」により、手軽に経済波及効果を測定(分析)できます。分析ファイル(Excelシート)を開き、金額(または人数)を入力することで、分析結果等が表示されます。
下記の「利用説明」および「経済波及効果分析の手引き」をお読みになったうえで、ご利用ください。
【分析ファイル】