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・平成18年< 概況>

平成18年12月31日現在で実施しました平成18年工業統計調査(従業者4人以上の事業所)の主要項目の結果は次のとおりとなりました。

小規模事業所が8.3%減少

事業所数は3,248事業所で、前年に比べ194事業所(5.6%減)減少しました。
規模別では、中規模事業所(30人〜299人)が16事業所増(2.1%増)、大規模事業所(300人以上) が5事業所増(6.3%増)と増加しましたが、小規模事業所(4人〜29人)は215事業所減(8.3%減)と減少しました。
【図−1、表A1参照】

  • 表A1 (Excel97-2003:24 KB)

従業者数は5年ぶり15万人台に

従業者数は15万4,947人で、前年に比べ7,521人(5.1%増)増と2年連続の増加、5年ぶりに15万人台となりました。
業種別では、一般機械、電気機械、電子・デバイスなど24業種中13業種が増加、情報通信機械、衣服、食料品など11業種が減少しました。
また、規模別では、小規模事業所が1,192人減(4.2%減)と減少しましたが、中規模事業所 が2,307人増(3.4%増)、大規模事業所が6,406人増(12.3%増)と大幅に増加しました。
【図−1、表A1参照】

図−1 本県工業の推移(平成8年=100)
図1
  • 表A1 (Excel97-2003:24 KB)

製造品出荷額等は過去10年間で最大の伸び

製造品出荷額等は6兆8,399億5,217万円で、前年に比べ4,557億2,406万円(7.1%増)増加、過去10年間で最大の伸びとなり、金額も最高となりました。
業種別では一般機械、電気機械、輸送機械など24業種中16業種が増加、化学工業、精密機械、金属製品など8 業種が減少しました。
【図−1、表A1参照】

  • 表A1 (Excel97-2003:24 KB)

付加価値額は4年連続の増加

付加価値額は2兆6,599億3,600万円で、前年に比べ856億153万円増(3.3%増)と4年連続の増加となりました。業種別では一般機械、電気機械、窯業・土石など24業種中12 業種が増加、化学工業、輸送機械、精密機械など12業種が減少しました。
【図−1、表A1参照】

  • 表A1 (Excel97-2003:24 KB)

現金給与総額は2年連続の増加

現金給与総額は7,441億4,614万円で、前年に比べ405億4,542万円増(5.8%増)と2年連続の増加となりました。
【図−1、表A1参照】

  • 表A1 (Excel97-2003:24 KB)

主な産業の動き

主な産業の製造品出荷額等の最近の動きをみると、一般機械、輸送機械は、平成15年から大きく増加し、平成18年の出荷額は平成8年と比べ、一般機械で66.7%増、輸送機械で45.5%増となりました。繊維工業は16年連続して減少し、電気機械は平成13年以降連続して減少しましたが、いずれも平成18年は増加に転じました。窯業・土石は、平成13年以降ほぼ横ばいで推移しています。
【図−2、表A1参照】

図-2 主な産業の製造品出荷額等の推移(平成8年=100)
図2

平成14年以降の電気機械の数値は、情報通信機械、電子・デバイスの数値を含めて13年以前と比較しています。

  • 表A1 (Excel97-2003:24 KB)