令和8年(2026年)8月22日、滋賀県は「SHIGA みらいトーク~わたしたちの暮らしとまちと交通の未来を考える~」を甲賀市で開催した。
「SHIGA みらいトーク」は、県民の皆さんと、これからの暮らしやまちの未来、それらを支える地域交通について語り合うタウンミーティングである。今年度に、県内19市町で順次開催予定であり、その1回目が本日甲賀市で開催された。
滋賀県では、人口減少や少子高齢化、担い手不足など、さまざまな変化や課題に直面している。一方、暮らしや経済活動に「移動」は欠かせない。
そこで、「どんなまちに暮らしたいか」「そのために地域交通はどうあるべきか」などを参加者と一緒に考え、地域交通が充実した暮らしやまちづくりのイメージを共有するため、「SHIGA みらいトーク」を開催した。
当日は、三日月滋賀県知事と、岩永甲賀市長の開会コメントに続き、まず、自分自身の暮らしの中での「移動」をテーマにグループワークを行った。
参加者は、平日や休日をどのように過ごしているか、暮らしの中での移動について困っていることや「もっとこうだったらいいのに」と感じることなど、グループ内で共有。普段何気なく行っている「移動」について、それぞれの経験や考えを交わした。
続いて、滋賀県と甲賀市から、地域交通の現状や取組などについて話題提供を行った後、「他の人の視点」から暮らしと移動を考えるグループワークを行った。
各グループでは、市内で暮らす学生や高齢者、新社会人など、特定の人物像を選んでその人の視点になりきり、「どのような暮らしをしているのか」、「どのようなことに困っているのか」、「このまちで幸せに暮らすためには何が必要か」などについて話し合った。
例えば学生になりきった場合、日中はバスの便が一定数あるが、夜になるとバスの便がほとんどなく、現状では習い事に行くために遠い距離を自転車で行かなければいけない、など具体的な意見も出た。
最後のグループワークでは、「まちづくり」の視点から、何に優先的に取り組むべきかを考えた。
参加者は、これまでの話し合いを踏まえ、優先的に取り組むべきと考えるものを付箋に書き出し、その理由や思いをグループ内で共有。自分自身の暮らしから、他の人の暮らし、そしてまち全体へと視点を広げながら、地域交通が充実した暮らしやまちの姿について意見を交わした。
グループワークの後には、各グループで話し合った内容を会場全体で共有した。草津線に関する話題が多く、「甲賀市の交通を活性化するには草津線の本数を増加することが必要。例えば草津線沿線への企業誘致をするのはどうか。」「草津線が盛り上がると、それに伴いバスの利用などに波及するのでは。」といった声があった。その他にも「高齢者向けの電動自転車の購入補助があってもいい」といった声もでるなど、様々な立場に立った意見も共有された。
「SHIGA みらいトーク」は、今年度、県内19市町で順次開催する予定であり、次回は8月29日に竜王町で開催予定。地域ごとの課題やニーズ、いただいたアイデアなどは、今後の施策の検討に活かしていく。
【「SHIGA みらいトーク」参加者募集についてはこちら】
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kendoseibi/koutsu/351131.html