県では、LGBT等の当事者の方々にとって暮らしやすい環境づくりにつなげるとともに、県民の皆さんに性の多様性について理解を深めていただき、すべての人の人権が尊重される社会を目指しています。多様な性について考えてみましょう。
「滋賀県パートナーシップ宣誓制度」は、一方または双方がLGBT等の当事者であり、人生において、お互いが協力して継続的に生活を共にすることを約束した二者の関係(パートナーシップ)を宣誓し、県がその宣誓書を受領したことを証明するものです。
<宣誓された方より>
「認めてもらったことが嬉しいです。」
「希望が持てます。」
❶ 事前受付 (一週間前までに)
電子申請(しがネット受付サービス)、メールまたは電話により来庁予約
❷ 宣誓手続き (宣誓日当日)
宣誓書に必要事項を記入
→ 書類の提出・本人確認
→ 宣誓書受領証の交付※即日交付
※宣誓の際は、本人の希望に応じてプライバシーに配慮いたします。
※宣誓の要件や必要な書類など、詳しくは県のホームページをご覧ください。
・L(レズビアン) 女性で女性が好きな人
・G(ゲイ) 男性で男性が好きな人
・B(バイセクシュアル) 同性も異性も好きになる
・T(トランスジェンダー) からだの性と心の性が一致せず、からだの性に違和感を持つ人
※上記のほかにも、自分の性を決められない・わからない人や、男性・女性どちらも好きにならない人、心の性を男性・女性のいずれかとは明確に認識していない人もいます。
民間の会社※ が実施した調査によると、LGBT等の当事者であると回答した人の割合は9.7%でした。全体で見ると、およそ10人に1人です。
「自分の周りにはいない」、「会ったことがない」と思う方もおられるかもしれませんが、今まで気づいていなかったり、知らなかっただけかもしれません。性のあり様についての世間の理解はまだ十分ではないため、周囲の偏見や誤解を恐れて本当の自分を打ち明けられず、生きづらさを抱え、苦しんでいる人がいることを理解することが必要です。
※電通グループ「LGBTQ+調査2023」
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親しい人にも打ち明けられない方がおられるのだー!
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自分の性をどのように認識するのか、どのような性の人を好きになるのかは、人それぞれ違います。
外見だけで、相手の性のあり様を決めつけてはいないでしょうか。無意識の何気ない言葉が人を傷つけることがあります。
人に個性があるように、性のあり様も様々であることを理解し、それぞれの“自分らしさ”を尊重することが大切です。
「彼女はいるの?」
↓
「パートナー」や「恋人」等、性別を特定しない言い方ができます。
「あの人って、○○系なんじゃない?」
↓
ほかの人の性のあり様を決めつける言動は避けましょう。
日々の暮らしの中で人権について考えていただくきっかけとなるよう、ラジオ番組を放送しています。ぜひお聴きください!
▼放送局
エフエム滋賀 e-radio LAKESIDE FM77.0
▼放送日時
毎週火曜日午前10時15分から5分程度
▼出演者
林智美さん(エフエム滋賀パーソナリティ) 滋賀県人権啓発キャラクター ジンケンダー
【10月の放送予定】
10月 1日(火) 性の多様性
10月 8日(火) 国スポ・障スポ
10月15日(火) 吃音
10月22日(火) バリアフリーからユニバーサル デザインへ
10月29日(火) 人身取引
※放送から1週間以内は、「radiko」アプリで聴くことができます。
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ぜひ聴いてほしいのだー!
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▼日時
10月27日(日)10:00~15:00
▼場所
びわこ文化公園 わんぱく原っぱおよびその周辺 (大津市瀬田南大萱町1740-1)
▼ステージイベント
手話シンガーソングライターyokkoさんとジンケンダーの手話歌ステージ、じんけん○×クイズ、東大津高校吹奏楽部ステージ、キッズダンス
▼人権啓発ブース
人権クイズラリー、ワークショップブース、 パラスポーツ(ボッチャ)体験、フリーマーケット等
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