誰もが一人の人間として尊重され、安心して暮らせる社会を実現するためにユニバーサルデザインの取組が広がっています。もっとたくさんの人にユニバーサルデザインを知ってもらい、取り組んでもらえるよう私たち一人ひとりができることをご紹介します。
「ユニバーサルデザイン」は「すべての人のためのデザイン」を意味します。
生活の中で行動の妨げになる「バリア」を取り除こうという「バリアフリー」に対し、施設やモノをつくる計画段階から人の多様性を理解し、全ての人の利用を前提として「バリアをつくらない」考え方が「ユニバーサルデザイン」です。ここには、社会システムや人の意識も含まれます。
平成17年策定の「淡海ユニバーサルデザイン行動指針」を、社会環境の変化等をふまえて今年改定する予定をしています。令和7年滋賀県で開催する「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」※ に向けて年齢や国籍、障害の有無にかかわらず、誰もが自由に行動でき、快適に生活できるユニバーサルデザインのまちづくりを県民の皆さんと共に進めていきます!
※第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会
淡海ユニバーサルデザイン行動指針の改定
「障害者権利条約」で提唱された、心身に障害のある人の「バリア」は社会的な問題であり、社会で取り除くべきだとする「障害の社会モデル」と当事者参画の考え方を根底において、それぞれの取り組みを進めます。
まちづくりやものづくりだけでなく、さまざまな障害について一人ひとりの理解を深めるなどの意識づくりも重視します。
バリアフリー
バリア(障壁)を取り除く考え方。
ユニバーサルデザイン
バリアフリーの考え方にプラスして、はじめからバリアを作らない考え方。
情報を絵で伝えるピクトグラムやわかりやすいサイン
乗降口の段差がないため、障害のある人だけでなく、子どもや高齢者も乗り降りしやすくなっています。
障害のある人や高齢者など、移動に配慮が必要な方が使うための駐車スペースが設置されています。
(左)「出入り口に近いしちょっとくらいいいかな」という行動で困ってしまう人がいます。
(右) 車いす使用者は乗り降りに広いスペースが必要です。
滋賀県車いす使用者等用駐車場利用証制度
車いすを使用している人や障害者、高齢者、妊産婦やけが人など、移動に配慮が必要な人が駐車しやすくするための利用証を発行しています。必要とする方は申請してください。
自分が「できること」を具体的なシーンや事例とともにデジタルブック・動画で紹介しています。
活用例
・小学校や中学校における「総合的な学習の時間」
・その他社会人等幅広い年齢層の方の自己学習
滋賀県健康福祉政策課 TEL:077-528-3512 FAX:077-528-4850
「誰か」のことじゃない。
■ 人権相談を希望される方は、下記までお電話ください。
最寄りの法務局につながります
全国共通人権相談ダイヤル
TEL.0570-003-110 ゼロゼロみんな の ひゃくとおばん
※受付時間/平日 午前8時30分~午後5時15分
■ その他の相談窓口の情報は、県ホームページをご覧ください。
滋賀県 人権相談窓口 検索
滋賀県人権施策推進課 TEL:077-528-3533 FAX:077-528-4852
参加無料
日時 12月3日(日)10:00~14:40
場所 滋賀県立文化産業交流会館(米原市下多良二丁目137)
駐車場は数に限りがありますので、公共交通機関をご利用ください。
●記念講演「波乱万丈物語 ~未来へ向けて~」
米良 美一さん(カウンターテナー)
●「マリネラ」(ペルーの伝統舞踊)
●意見発表「ヘルプマークの意味」
横田 幸来さん(学校法人聖パウロ学園光泉カトリック高等学校)
●地域からの発信「地域の身近な国際交流を目指して
~国際交流グループ『カリーニョ』の取組(湖南市)~」 ほか
※託児・手話通訳・要約筆記あり
(公財)滋賀県人権センタ- TEL:077-522-8253 FAX:077-522-8289
同時開催
日時 12月3日(日)10:00~14:00
場所 米原市米原学びあいステーション(米原市下多良三丁目3)
●ボッチャ体験
●車いすダーツ体験
●多文化共生飲食ブース(ウクライナ料理、ブラジル料理、ペルー料理)
●人権啓発ブース・パネル展示
●紙芝居・絵本の読み聞かせ
●1日じんけん相談
詳しくはこちらから
滋賀県人権施策推進課 TEL:077-528-3533 FAX:077-528-4852