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さあ! コロナを乗り越え「シン・ジダイ」へ! 新たなチャレンジ「健康しが2.0」 (広報誌滋賀プラスワン 令和5年(2023年)3・4月号 vol.202)

令和5年度当初予算の概要
詳しくはこちらをご覧ください。

「変わる滋賀 続く幸せ」の実現に向け、滋賀県はコロナを乗り越えて「シン・ジダイ」へ、「健康しが2.0」へ取り組みをバージョンアップ。県民一人ひとりが豊かさや幸せを実感できるように、子どもをあらゆる政策の中心に置く「子ども・子ども・子ども」、「ひとづくり」など、施策に5つの柱と1つの重点テーマを据えて新たなチャレンジを始めます。

新型コロナウイルス感染症対策

相談体制の確保

  • 新型コロナウイルス感染症に関する相談
  • SNSを活用した各種相談窓口の運営 など

徹底した感染拡大防止策と医療提供体制の確保

  • 病床の確保
  • 宿泊療養、自宅療養体制確保
  • 陽性者登録センターの運営
  • 医療費などの負担 など

生活困窮者対策

  • 生活困窮者・世帯への相談・生活支援
  • ひとり親家庭への職業訓練支援 など

経済対策

  • 県内中小企業などへの資金繰り支援 など
     

未来を見据えた施策の柱

その1 子ども・子ども・子ども

子どもまんなか 5つの方向性

  1. あらゆる政策の中心に子どもを置く
  2. 子ども・若者の声を反映する
  3. 社会全体で子ども・若者の育ちや学び、暮らしを支える環境をつくる
  4. 民間との協働を進める
  5. 市町とともに

子どものために、子どもとともにつくる県政を目指します。

子どもが生まれる前からの切れ目のない支援

「出会い」から支援を行い、子どもを安心して生み育て、健やかな育ちを支える社会をつくります。

  • 妊娠前、結婚、妊娠期
    • 出会い創出、妊娠・出産の相談支援/母子保健と子育て支援の一体的推進
  • 誕生、乳幼児期
    • 子育て家庭への支援/子育てを応援する地域づくり
  • 学齢期
    • 幼保小接続・学びの支援

困難な環境にある子ども・若者の支援

困難な課題を抱える子ども・若者たちを社会全体でケアし、フォローしていく環境をつくります。

子どもたちが抱える「困難さ」

  • 不登校
  • 家庭環境
  • 虐待
  • 障害・医療的ケア
  • ヤングケアラー
  • ケアリーバー
  • 施設などで暮らす
  • 外国籍

困難な状況の子どもたちをサポート

  • スクール・カウンセラー、スクールソーシャルワーカーによる対応強化
  • 「届ける家庭教育支援」地域活性事業
  • 医療的ケアが必要な児童生徒の通学支援
  • 外国人児童生徒の学びの支援
  • ヤングケアラー、ケアリーバー支援 など

子どものこころとからだの健康づくり

豊かな心を育み、健やかな体を育成します。

  • 人と人とが豊かにつながる学校づくり共創事業
  • 生きぬく力の礎育み事業
  • 「こども としょかん」の検討
    • すべての子どもに本が届く滋賀を目指す
  • 人権教育指導力育成事業
  • 人権教育研究推進事業
  • 家庭教育力の向上
  • 子ども読書活動推進事業
  • 楽しく運動推進事業
    • リズムトレーニングなどの研修会を実施
    • 楽しみながら体力、運動能力の向上を図るとともに、運動の習慣化につなげる
    • 幼児期からの取り組みとして推進
  • 子どもの体力向上推進事業
    • 子どもたちが運動やスポーツに興味をもって取り組めるよう、実践授業研究などを進める
  • 学校保健の機能強化
    • 子どもたちの健康課題に専門職が連携して支援
    • 教職員の資質向上

多様な学びの場をつくる
若者の活躍の促進
子ども・若者の声を政策に生かす

その2 ひとづくり

笑顔あふれる学校づくり

個別最適な学びを推進し、子どもたちの「学ぶ力」を向上させます。

  • 個々の学びの把握と検証
  • 「読み解く力」の定着・浸透
  • 1人1台端末を効果的に活用した学びの推進
  • インクルーシブ教育システムの構築

個別最適な学び ▶︎ 確かな学力

指導の個別化 学習内容の確実な定着

学習の個性化 学習内容の理解を深め、広げる

滋賀県立高専の設置準備

滋賀県初の高等専門学校(高専)の設置準備を加速化します。

  • 施設整備、詳細カリキュラム、校長などの選任・教員募集、地域・産業界との共創

令和10年春開校へ
関係機関が連携して設置を目指します。

滋賀発で、次代の社会を支える人材を育成!

滋賀の産業を担うひとづくり

  • 商工業/多様な働き方を実現し、 誰もが学び、成長し、活躍する社会の実現を目指します。
  • 農水産業/担い手の経営力の向上と多様な人材の確保・育成により農林水産業を守ります。
  • 林業・木材産業/豊かな森林を未来に引き継ぐため、川上から川下まで担い手を確保・育成します。
  • 琵琶湖漁業/生産性の向上と湖魚の需要拡大で、夢のある産業へと進化します。
  • 医療福祉/県の高齢者人口がピークを迎える令和27年に備え、医療福祉を支える人材を確保します。

その3 こころとからだの健康づくり

幸せがずっと続く「健康しが」の実現

すべての県民が元気で健やかな生活を送ることができる滋賀を目指します。

  • 生涯を通じた健康づくり
    健康寿命の更なる延伸に向け、生涯を通じた「こころ」と「からだ」の健康づくりを推進します。

みんなでつくるこころとからだの健康づくり」事業

「地域包括ケアシステム」の深化・推進

さらなる健康寿命の延伸

  • 農からはじめる「食べる健康」の推進
    「近江の野菜」と「近江の茶」による「健康しが」を実現します。
     
  • 人と動物の豊かな関わりの推進
    人と動物(犬、猫)が適正に関わることで人にも動物にも優しい社会を醸成します。

魅力ある公園づくり

人とひと、自然、地域とを結びつける “公園”の持つ価値・魅力をさらに高めます。

地域とのつながり

身近な自然とのふれあい

人とひととのつながり

  • 自然公園の魅力向上(自然公園面積の割合が日本一)
  • 都市公園の魅力向上
  • 矢橋帰帆島公園活性化
  • 希望が丘文化公園活性化
  • びわこ文化公園都市活性化

誰もがスポーツと文化芸術を楽しめる環境づくり

  • 国スポ・障スポ大会の開催準備とシンボルスポーツなどのレガシー創出
  • 障害者スポーツ共生社会の実現(障害者スポーツの理解促進・普及)
  • 滋賀スポーツコーチ養成・活用システムの構築
  • 誰もが楽しめる文化芸術と文化観光の推進(資源を生かして発信)
  • 文化財の保存・活用推進事業(文化財を確実に継承)
美術館でのアート体験

その4 安全・安心の滋賀づくり

自分らしさが大切にされ、誰もが活躍できる共生社会づくり

すべてのひとが安全・安心に暮らすことができる社会を目指します。

  • 時機を逃さない共生社会づくりの取り組み
    令和7年度国スポ・障スポの開催を見据え、時機を逃さず重点的に共生社会づくりに取り組む。
     
  • つながりを大切にしたセーフティネットづくり
    コロナ禍で傷んだ様々なつながりを再構築し、誰もが安全・安心に暮らせる社会をつくる。

支援機関のつながり

人と人とのつながり

  • 人権尊重の社会づくり
    共生社会づくりに向けた人権啓発・各種連携強化。

誰もが安全・安心に暮らせる基盤づくり

  • 地域公共交通の維持・強化
    • 地域特性に応じた交通ネットワーク構築事業
    • 鉄道の維持・活性化のための利用促進事業
    • 輸送力・利便性向上整備事業
    • 近江鉄道線再構築事業
    • 地方バスなど対策費事業
    • 「滋賀地域交通ビジョン」策定

「誰もが、行きたいときに、行きたいところに移動ができる」 滋賀の実現!

  • 社会インフラの整備・維持管理
    • 道路ネットワークの整備・強靭化
    • 防災対策の加速化
    • 予防保全型インフラメンテナンスへの転換
    • 高時川濁水対策(調査・検討)
    • グリーンインフラに係る取り組みの実施
  • 「健康しが」安全・安心アプリ導入
    • 防犯情報発信機能などの高度化を図り、県民の行動変容を促すことで安全・安心な滋賀を実現

その5 グリーン・デジタルによる経済・社会づくり ~コロナからの反転攻勢~

CO2ネットゼロ社会の実現に向けた挑戦

  • CO2ネットゼロにつながる快適なライフスタイルへの転換
  • 県における率先実施
  • 自然環境と調和するCO2を排出しない地域づくり
  • 革新的なイノベーションの創出
  • 資源の地域内循環による地域の活性化
  • CO2ネットゼロ社会に向けたムーブメントの創出

琵琶湖をとりまく環境の保全・再生と自然の恵みの活用・魅力発信

生物多様性の保全
30by30目標※を超える目標を設定し、生物多様性の保全を図る
マザーレイクゴールズ(MLGs)の推進
MLGsの更なる浸透を図るとともに、主体的に動く人づくりにつなげるため、様々な環境問題を学ぶ場や機会をつくる
サーキュラーエコノミー(循環経済)の推進
あらゆる段階で資源の効率的・循環的な利用を図りつつ、サーキュラーエコノミー(循環経済)への移行を図る
やまの健康2.0
森林の適正管理、林業の成長産業化、農山村の活性化が一体となった「やまの健康」の取り組みをバージョンアップ
農業のグリーン化・スマート化
持続的で生産性の高い「儲かる」農業の実現
“三方よし”の「近江牛生産」の推進
「選ばれる近江牛」づくりのチャレンジ

※30by30目標とは:2030年までに陸と海の30%以上を「保護地域」または「OECM」として保全しようとする目標のこと。

DXの推進

デジタル社会の形成に関する施策を迅速かつ重点的に推進し、暮らしをより豊かにする新たな価値創造の実現を目指します。

暮らしのDX

全ての県民が健康で快適な暮らしと、環境に配慮した豊かな生活を実感

産業のDX

高付加価値化や省力化、生産性・安全性の向上による持続可能な産業の実現

行政のDX

時間や場所を問わないワンストップで県民本位の行政サービスの実現

基盤づくりひとづくり

誰もが利用できる、参加できる環境の整備とデジタル人材の育成・活躍

重点テーマ 北の近江振興

北の近江 (長浜市、高島市、米原市) 振興プロジェクト

総合プロジェクト

  1. 住み続けたくなる還りたくなる北部へ しがのふるさと応援隊事業
  2. 挑戦する若者が集う北部へ 「北の近江振興」高校魅力化推進プロジェクト事業
  3. 訪れたくなる北部へ 北の近江振興プロジェクトコーディネーター配置

特別プロジェクト

北の近江振興プロジェクト推進補助金

  • 総合プロジェクトとの相乗効果を生み出す市の主体的な取り組みを支援
  • 目標に向けた北部3市のチャレンジングな取り組みを支援

連携協働

北部地域において総合プロジェクトの実施検討をする中で、多様な主体と連携・協働

ロードマップイメージ
  • 令和5年先行事業 現地での調査・検討
お問合せ
県庁企画調整課
電話番号:077-528-3319
FAX番号:077-528-4830
メールアドレス:[email protected]