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みんなでプラスワン! vol.37 (広報誌滋賀プラスワン 令和3年(2021年)11・12月号 vol.194)

みんなでプラスワン

変わる滋賀 続く幸せ ~みんなでつくろう!「健康しが」

「生きていること」を感じよう!楽しもう!

皆さん、お元気ですか?

湖国の野山は、色が変わり、紅葉から落葉へ。次の世代のために譲り蓄える季節のように感じます。

皆さんとともに、「今、生きていること」に感謝します。いただいている「ご縁」を大切に、日々、暮らし、知事として尽くしてまいりたいと存じます。

さて、今、私たちは、感染症や自然災害に負けない「健康しが」をみんなでつくろう! と呼びかけています。「ひと」も、人とひとがつくる「社会」も、人が生きる土台となる「自然」も、すべてが『健康』で、活力があり持続可能な状態になるように、私たち一人ひとりが「幸せ」を実感できる滋賀県をつくるために、いろいろな取り組みを進めています。

「誰もが自分らしく生きられること」を大切にします。そのためのテーマの一つとして、「スポーツ」や「文化芸術」があります。

東京パラリンピックでは、滋賀県出身の木村敬一選手や宇田秀生選手らが、障害を乗り越えて快挙を達成され、私たちに大きな感動を与えてくださいました。

この秋から冬にかけて、滋賀県では、「文化芸術×共生社会フェスティバル」と題して、障害の有無にかかわらず誰もがバリアを感じることなく、演劇や音楽などの文化芸術をともに楽しめる催しを行っています。「この子らを世の光に」という糸賀一雄先生の思想と実践もしっかりと継承・発展させていきます。

小さくとも、弱くとも、「今、生きる私たち」が放つ光には力があると信じ、大事にしていきたいと思います。

来たる新年がより良い年になりますように。一緒にがんばりましょう!

アールブリュットの作品展にて

県広報誌「滋賀プラスワン」は、点字版・音声版でも配布しています。音声版の「みんなでプラスワン!」のコーナーは三日月知事の朗読によりお聞きいただけます。