「SATOCO(サトコ)」をご存じですか? 24時間いつでも、性別を問わず、性犯罪・性暴力被害について相談を受け付け、被害にあわれた方がさらに傷つくことがないようにワンストップで対応しています。
SATOCOは、滋賀県産科婦人科医会、(公社)おうみ犯罪被害者支援センター、県警察、県が連携して、性暴力被害者のための支援を行うシステムです。ここに連絡すれば、相談、産婦人科医師による医療ケア、心のケア、弁護士相談、警察への届出などの支援が総合的に受けられます。
性犯罪・性暴力の加害者の7〜8割が「顔見知り」であるため、誰にも相談できない人も多くいるといわれています。また最近では、SNSで知り合った相手からの性暴力被害が急激に増えています。
被害にあう可能性は誰にでもあります。もしもの時にあなた自身を守るために、そして身近な人を助けるために、SATOCOがあることをぜひ知っておいてください。
配偶者などからの暴力や、性犯罪・性暴力、ストーカー行為、売買春、人身取引、セクシュアルハラスメントなどは、女性の人権を著しく侵害するものであり、決して許されるものではありません。「女性に対する暴力」を許さない社会にしていきましょう。
問合せ 県庁女性活躍推進課TEL 077-528-3770
FAX 077-528-4807メール [email protected]
「もしも、自分や、家族など大切な人が犯罪の被害にあったら…」と自分に置き換えて考えてみてください。犯罪被害者などの置かれている状況や心情を理解し、その人の気持ちを想像して、配慮するようにしましょう。
SATOCOは24時間365日、性別を問わず、あなたの話を聞きます。突然のできごとに戸惑っている方、過去の体験で苦しい思いをされている方に、専門資格をもつ看護職「SANE(セイン)」が適切なアドバイスをします。
最近増えているのは、SNSで知り合った人からの被害です。
「私さえ忘れたらいい」「なかったことにしよう」「信頼していた相手だから、性犯罪とは違うと思いたい」― 忘れようとして、心の奥におさえこんだ記憶が、何かのきっかけで突然わきあがってくることがあります。心やからだに様々な症状がでたり、日常生活に支障がでることもあります。
心のケアが必要な方は、おうみ犯罪被害者支援センターの相談員につなぎます。センターで相談を続け、カウンセリングなどを受けることもできます。
SATOCOはチームであなたを守ります。あなたの大切な未来のために、あなたが抱えている今の苦しい思いを話してください。
※被害後に起こるこうしたことは、当然の反応です。
※(公社)おうみ犯罪被害者支援センターは、滋賀県公安委員会が指定した「犯罪被害者等早期援助団体」です。