令和三年、2021年が始まりました。今年も、コロナや災いに負けず、まわりの人への思いやりの心を大切に、ともに健やかに過ごしていければ、と願っています。
人びとと自らの「幸せ」のために、私たちと地球の未来のために、子どもたちや次の世代のために、自分らしく「一歩」踏み出す年にしたいですね。ゆっくりでいい。小さくとも、自分の歩幅で毎日一歩。私一人の一歩も大事ですが、隣の人と、友だちや同僚と踏み出す一歩は心強いですね。
新型コロナウイルス感染症との闘いの中で、私たちはたくさんのことを学んでいます。「いのち」の尊さと儚さ。その「いのち」を守ることの大切さ。すべての人の「いのち」を守る取り組みを充実させなければなりません。次の世代の「いのち」のため、これまで以上に気候危機に対処していきます。
人と会うことや一緒に食事することも難しくなりました。だから、今、一緒にいられることのありがたさをしみじみ実感しています。文化や芸術、スポーツに親しむ機会も広げたいですね。
巻頭の新春対談では、滋賀に新風を吹きこむ元気な農業女子の皆さんから、「幸せ」につながるたくさんの言葉をいただきました。
「食で人とまちを元気にしたい!」「滋賀のママを応援したい!」「食べる人とつくる人をつなぐ!」…などなど。可能性を感じます。まず、おいしい滋賀の農産物をたくさん食べることから始めてみましょう!
未来は待つものではなく、つくるもの。さあ、皆さん、一緒にがんばりましょう!
県広報誌「滋賀プラスワン」は、点字版・音声版でも配布しています。音声版の「みんなでプラスワン!」のコーナーは三日月知事の朗読によりお聞きいただけます。