自然の中で遊び育つ!
新型コロナウイルスのニュースが流れる日々でも、山は変わりなく多様な生命を育んでいます。県では、豊かな環境を未来へつなぐため、林業に従事する人や子どもたちの森林での活動を支えています。
滋賀県では、琵琶湖の水源となる森林を守り育てるため、林業に従事する人向けの「滋賀もりづくりアカデミー」や、一般向けの「森づくり県民講座」を開いています。
また、子どもたちの木や森林への関心を育む活動にも力を入れています。今年度から、森林などを活用した幼児教育・保育を支援する「しが自然保育認定制度」がスタート。幼い頃から木の玩具などに触れて、木の良さを体感する「木育」も積極的に進めています。
皆さんも、森でリフレッシュして、自然や山について改めて考えてみませんか?
山や森への関心と感性を育てるのに重要とされる幼児期に着目し、幼児の自然の中での活動に力を入れている団体を支援する制度です。
県として指導者の研修や勉強会を開催するなど、保育のレベルアップを図ります。
認定制度
しが自然保育
認定制度
社会的
信頼性の付与
補助制度
幼児里山保育
推進事業補助
森林での
活動支援
研修の実施
森のようちえん
ネットワーク団体へ委託
自然を活用した
保育の質の向上
子どもたちは保育時間の大半を森林などで過ごし、雨の日も暑い日も寒い日も、自然や暮らしの中で遊びながら学びます。
幼児期の自然体験を通して、子どもが自ら考え、学ぶことを身につけ、豊かな人間性を育むことを目指す保育です。
子どもたち同士でその日にやりたいことや行きたい所を相談して、 友だちと一緒に森でのびのび活動しています。自然の豊かさと厳しさの中で、失敗やけんかなど、困ったときが学びどき。みんなで納得して決めて動くことを支えています。
世の中が大きく変化する時代に、新しい社会を創る担い手として「生きる力」を育んでいます。
子どもの頃から木製玩具等で木に親しみ、木の良さを感じ、木への関心と愛着を育む「木育」。
木育を積極的に進めることは持続的な森林整備が実施されることにつながり、琵琶湖の水源林を保全するなど森林の多面的機能が発揮されます。
生き物をモチーフに、簡素なカラクリで動く木のおもちゃを作っています。
大人も子どもも「どういう仕組みで動くのかな」とわくわくできるものを目指しています。木の温かみや色、木目の美しさから、木の良さを感じていただけたらと思います。
(1) 上級 9月24日(木) 定員:15名 申込締切:9月10日(木)
里山整備・薪利用
~薪を科学する! 薪ストーブユーザー必聴講座~
(2) 上級 10月8日(木) 定員:12名 申込締切:9月30日(水)
林業機械~チェーンソーの安全な使い方について学ぶ~
※チェーンソー講習としては初心者向けです
(3) 中級 10月22日(木) 定員:14名 申込締切:10月5日(月)
竹林整備~藪竹林を伐る! 竹林整備の実践講座~
(4) 初級 11月19日(木) 定員:12名 申込締切:11月4日(水)
グリーンウッドワーク体験~伐ってすぐの生木を使って行う木工です! 森林整備とセットで森の恵みを楽しもう~
場所 林業普及センターおよび周辺森林ほか
申込先 林業普及センター
〒520-2321 野洲市北桜978-95
TEL 077-587-2655
FAX 077-587-6527
全国植樹祭は、豊かな国土の基盤である森林・緑に対する国民的理解を深めるために開催する国土緑化運動の中心的行事です。
全国植樹祭は、昭和25年(1950年)に山梨県で開催されて以来、各都道府県において例年春季に開催されています。
滋賀県での開催は、昭和50年(1975年)第26回全国植樹祭以来、47年ぶりの開催です。
天皇皇后両陛下の御臨席を賜るとともに、県内外から多くの参加者を迎え、式典行事やアトラクション、記念植樹が行われています。
身近な森林の整備や緑化の推進など、滋賀県の緑を守り育てる活動に使われます。
新型コロナウイルス感染症の影響により、内容の変更や外出自粛のお願い等をしている場合があります。ホームページ等で最新の情報をご確認ください。