新緑まぶしい湖国ですが、新型コロナウイルス感染症の影響で、今まで経験したことのない生活を強いられています。4月16日には、滋賀県も緊急事態宣言の区域に指定されました。この広報誌をお届けする頃、改善の方向へ向かっていることを祈りながら書いています。
医療の現場等で、日夜、治療や看護、介護、検査、相談などにご尽力いただいている皆さん、本当にありがとうございます。県としても、必要な医療提供体制をしっかりと整えるとともに、マスクなどの物資や器材の調達にも全力を尽くします。また、経済・社会活動を支えるための取り組みについてもさらに充実させてまいります。
どうか、皆さん、お互いを思いやり、力を合わせて、感染拡大を予防し、この危機を乗り越えていきましょう!
さて、4月から、滋賀県庁内に「滋賀県立公文書館」を開館しました。
県の公文書は、民主主義の根幹を支える県民共有の知的資源です。公正な行政を行うための基礎資料でもあります。おかげさまで、滋賀県には明治時代以降の公文書が体系的に保存されています。歴史を学び、新しい歴史をつくるためにも大切なものです。
公文書を適正に保存し、活用するための基盤となる公文書館を、多くの皆さんにより広く活用いただきたいと思います。
令和2年(2020年)はいろいろな意味で転機になると思います。皆さん、一緒にがんばりましょう!
県広報誌「滋賀プラスワン」は、点字版・音声版でも配布しています。音声版の「みんなでプラスワン!」のコーナーは三日月知事の朗読によりお聞きいただけます。