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みんなでプラスワン vol.20(広報誌プラスワン 平成31年(2019年)1・2月号 vol.177)

「水と道のつながり」を大切に守り、広げていこう!

みんなでプラスワン 滋賀県知事 三日月大造

あけましておめでとうございます

新年、いかがお過ごしですか?亥年。今年、私は年男! 新たな決意で迎えました。
厳しい寒さの中ですが、朝の陽光に、湖面で寛ぐ水鳥たちに、元気を頂いています。今年一年、恵み豊かで、災いはないように…と祈っています。
古来、琵琶湖を擁する水の国「近江のくに」は、若狭や美濃、伊勢や山城、そして京の都などと「水」や「道」のつながりがあり、それが人のつながりをつくってきました。
琵琶湖・淀川水系の治水や利水、東海道や中山道などの旧街道と宿場、逢坂や不破の関などは、人々の往来が盛んで、その間に聳える山々も含めて賑わいと独特の文化を育んできました。
お隣の京都との間では、瀬田川と宇治川のつながり、「琵琶湖疎水」を活用した通船、湖西線や京津線の活性化など、より密接です。
課題であった国道1号は、渋滞解消のため、昨年、おかげさまで京都府・市等とバイパス建設促進期成同盟会を立ち上げることができました。
水と道のつながりは公共インフラとして、そして人や文化のつながりをつくるものとして、社会・経済に活力をもたらします。これは、「健康しが」の基盤となるものです。これからも、近隣府県とともにこれらのつながりを大切に守り、広げていきたいと思います。
今年も頑張りましょう! 共に…。

滋賀・京都間の新しい国道1号バイパス建設促進期成同盟会設立総会

県広報誌「滋賀プラスワン」は、点字版・音声版でも配布しています。音声版の「みんなでプラスワン!」のコーナーは三日月知事の朗読によりお聞きいただけます。