紫式部は石山寺(大津市)で「源氏物語」の着想を得たとされ、作品中には近江の名勝や人々がたくさん登場することで知られています。
紫式部は父親(藤原為時)の赴任に帯同した際、道中、近江の風景を見て、いくつも和歌を詠んでいます。
そのほかにも、滋賀県内には紫式部、源氏物語に多くのゆかりがあり、その一部をご紹介します。千年と少し前に紫式部が見た湖国の風景に思いを馳せ、皆さんも滋賀を旅してみませんか?
https://www.otsucci.or.jp/murasakinomiti/contents03.html(外部サイト)
(紫の道の会HP)
「知りぬらむ往来にならす塩津山 世に経る道はからきものぞと」
「かきくもり夕立つ波の荒ければ 浮きたる舟ぞ静心なき」
「おいつ島しまもる神やいさむらん 浪もさわがぬわらわべの浦」
「磯がくれ同じ心に田鶴ぞ鳴く 汝が思ひ出づる人や誰ぞも」
https://kitabiwako.jp/spot/spot_279?slug=shrine-temple(外部サイト)
写真提供:(公社)びわこビジターズビューロー
「三尾の海に網引く民の手間もなく 立ち居につけても都恋しも」
写真提供:(公社)びわこビジターズビューロー