日本旅行株式会社の創業120周年を記念し、同社の創業者である南 新助(みなみ しんすけ)氏の生涯を描いた小説『旅行屋さん』(河治 和香著、実業之日本社刊)が発売されます。
この度、著者である河治 和香(かわじ わか)さんが滋賀県を訪れ、知事を表敬訪問されますのでお知らせします。
令和9年秋に滋賀県で実施される滋賀デスティネーションキャンペーンが正式に決定したことを受け、旅をテーマとした南氏の物語は滋賀の新たな魅力の発信になるものとして期待されます。
令和7年10月22日(水)12:00~12:15
滋賀県庁 知事応接室
作家 河治 和香(かわじ わか)
(株)実業之日本社代表取締役社長 岩野 裕一(いわの ゆういち)
日本旅行協定旅館ホテル連盟滋賀支部 副支部長 南 義彦(みなみ よしひこ)
(ホテルボストンプラザ草津びわ湖 専務取締役 総支配人)
日本観光開発(株)代表取締役社長 南 啓次郎(みなみ けいじろう)
作家。日本大学芸術学部映画学科卒業後、CBSソニーを経て、日本映画監督協会に勤める傍ら、江戸風俗画家三谷一馬氏に師事して江戸の風俗を学ぶ。
平成15年、『秋の金魚』で小学館文庫小説賞受賞。
平成30年に刊行された『がいなもん松浦武四郎一代』で第3回北海道ゆかりの本大賞、第25回中山義秀文学賞、第13回舟橋聖一文学賞(彦根市創設の文学賞)を受賞。
書 名:『旅行屋さん日本初の旅行会社・日本旅行と南新助』
著 者:河治 和香(かわじ わか)氏
出版社:実業之日本社
発売日:令和7年10月23日(木)
内 容:
日本初の団体旅行(ツアー)は、汽車で行くお伊勢参りだった!
時は明治、鉄道開通に揺れる滋賀県草津の村長・南信太郎は駅の開業に尽くし、立売り弁当販売を始める。
その志を継いだ息子の新助は地元の人々、そして鉄道への恩返しの気持ちから伊勢神宮、善光寺への団体参拝を実現させる。
それは図らずも日本における団体旅行のはじまりであった。やがて、旅の世話を商売にすることを思い立ち…
〈日本旅行〉創業者・南新助の奮闘と激動の生涯を描く、旅行屋さん一代記!(実業之日本社ホームページより)