令和5年度に策定した「滋賀地域交通ビジョン」では、自家用車利用を一定の前提としつつ、地域特性に応じた移動手段により「自家用車を使わないという選択ができる」社会の実現に向け、「誰もが、行きたいときに、行きたいところに移動ができる、持続可能な地域交通」を目指す姿と描きました。
令和6年度には、ビジョンのアクションプランとなる「滋賀地域交通計画」の策定に着手し、県民の皆さまと議論を重ねながら、「計画(骨子案)」を作成し、公表しました。
今年度中の計画策定に向け、現在、特設サイトSHIGA SMART ACCESS 2040sに意見投稿フォームを設置し、骨子案等に対する意見を募集しています。
是非、皆さまの声をお寄せください。
滋賀地域交通計画(骨子案)等の確認、意見の投稿はこちら⇒⇒⇒https://www.shigasmart2040.jp/
●地域特性に応じた移動手段による「目指す暮らし」の提案(下図参照)
地域1:地域交通主体で移動できる暮らし
地域2:送迎なく公共交通等で移動できる暮らし
地域3:自家用車やボランティア輸送等で移動できる暮らし
●目指す暮らしを実現するための施策
・地域交通軸(地域拠点間の移動を支える交通)
鉄道・幹線バスの維持・充実、新モビリティ導入等
・地域交通網(地域内の移動を支え、交通軸につながる交通)
路線バス・タクシーの維持・充実、コミバス・デマンド交通の運行、日本版・公共ライドシェア、ボランティア輸送等
・交通軸と交通網の連携
交通結節点整備、サブスク、エリア運賃導入、MaaSの導入、多様な交通モード連携等
●施策実現に向けた財源の確保
(1) 運営コストの削減、(2) 収入増の取組、(3) 既存予算の見直し等、(4) 新たな財源の確保
●ワークショップの開催
県内6地域毎に目指す暮らしとその実現に向けた取組・アイデアについて対話するワークショップを各2回開催しました。
・第1回ワークショップ(R6.7月~R6.9月)参加者:186名
・第2回ワークショップ(R6.11月~R7.1月)参加者:137名
●フォーラムの開催
2回のワークショップ結果を共有し、県全体で対話するための県民フォーラムをイオンシネマ草津にて開催しました。
・未来アイデア会議 県民フォーラム(R7.2月15日(土)) 参加者:約370名(会場・WEB)