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「幻の安土城」復元プロジェクト・歴史セミナー:万博国際交流セミナー「織田信長と宣教師ヴァリニャーノ~戦国末期の日欧交流」~定員に達しました。

 イエズス会の宣教師アレッサンドロ・ヴァリニャーノは、1579年に来日して以来、2度安土を訪れ、織田信長と出会っています。2度目に会った時、信長は安土城と城下町を描かせた「安土山図屏風」をヴァリニャーノに贈りました。

 「安土山図屏風」はヴァリニャーノが発案した天正遣欧使節によって、ローマ教皇グレゴリオ13世に献上され、教皇はこの屏風を宮殿内の「地図の廊下」に飾りました。しかしその後屏風は行方知れずとなり、現在もその所在はわからないままです。安土城の姿を描いた唯一の絵画資料である屏風の所在を求めて、これまでも調査が行われましたが、いまだ有力な手掛かりは得られていません。令和元年度にスタートした「幻の安土城」復元プロジェクトの中でも、屏風探索事業に着手し、屏風に関する情報収集を行うとともに、屏風の贈り先であるバチカン市国とも交流の機会を持ちました。

 さて、4月から始まる大阪・関西万博には世界各国がパビリオンを建設し、バチカン市国も参加します。この機会に、滋賀県とバチカン・ローマカトリックとの交流の歴史を振り返り、今後のさらなる交流を目指します。万博の理念である国際交流と、16世紀に日本と西洋とが初めて出会った時に、滋賀・安土を舞台として親密な交流が持たれたことを確認し、今後の交流を深めていくため、このセミナーを開催します。

セミナーの概要

※会場には駐車場がありません。公共交通機関をご利用のうえ、ご参加ください。

  1. 日時:令和7年3月7日(金)14:00~16:00※13:30開場
  2. 会場:コラボしが21 3階中会議室
    • 滋賀県大津市打出浜2-1
      • JR膳所駅より徒歩約15分、京阪石阪線石場駅より徒歩約5分
  3. 内容
    • 14:00~14:30 大阪・関西万博について
      • 池淵広伸氏(公益社団法人2025年日本国際博覧会協会参事
    • 14:30~15:30 織田信長と宣教師ヴァリニャーノ
      • 松下浩(滋賀県文化スポーツ部文化財保護課専門幹)
    • 15:30~16:00 質疑応答
  4. 定員:60名(事前申込制・先着順)~定員に達しました。
  5. 参加費:無料
  6. 主催:滋賀県

参加申込方法

定員に達しました。多数のお申し込み、ありがとうございました。

  1. FAX・電話・メールに、住所(市まで、番地不要)・氏名(フリガナ)・連絡先(携帯推奨)を記入のうえ、下記まで申し込み。
  2. 申込締切:令和7年3月5日(水)午後5時
  3. メール・FAXでお申し込みの場合、返信メール・FAXを送信します。1週間たっても返信が無い場合は、恐れ入りますが、下記までお問い合わせください。メール等が届いていない可能性があります。

参加申込・問い合わせ

  • 滋賀県文化スポーツ部文化財保護課安土城・城郭調査係
    • 〒520-8577滋賀県大津市京町四丁目1番1号
    • TEL:077-528-4678/FAX:077-528-4956/E-mail:[email protected]
  • 城郭調査事務所
    • TEL:0748-46-6144
お問い合わせ
文化スポーツ部 文化財保護課 安土城・城郭調査係
電話番号:077-528-4678
FAX番号:077-528-4956
メールアドレス:[email protected]