近江の名刹・聖衆来迎寺(大津市比叡辻二丁目4-17)から、このたび「明智光秀寄進状」が発見されました。滋賀県立琵琶湖文化館が調査鑑定したところ、天正5年(1577)に坂本城主であった明智光秀が聖衆来迎寺に発給した古文書の貴重な原本であることが判明。45年ほど前から所在不明となっていた重要史料の再発見として注目されます。令和7年(2025年)1月7日~2月4日に安土城考古博物館での速報展示を予定しています。
明智光秀寄進状(聖衆来迎寺蔵) 1通
【法量】30.6×44.6cm
【意味】
当寺の仏供料(仏を供養するための料米)として、78石9斗2合の米を寄進させるものである。以上、前記記載の通りである。
天正5年(1577)9月27日明智光秀から、来迎寺(聖衆来迎寺の略称)へ
「速報!! 再発見 明智光秀の寄進状!」
【会場】
滋賀県立安土城考古博物館(近江八幡市安土町下豊浦6678)
望楼下展示コーナー
【会期】
令和7年1月7日(火)~2月4日(火)
*休館日:月曜日(月曜日が祝日・休日の場合は翌日)
【入館料】
大人500円(400円)、大学生320円(260円)
*()内は20人以上の団体
【連絡先】
電話:0748-46-2424、FAX:0748-46-6140
e-mail:[email protected]
URL: www.azuchi-museum.or.jp