トクリュウ・闇バイト・詐欺・強盗緊急対策プランの策定について

現在、「トクリュウ」と呼ばれる「匿名・流動型犯罪グループ」による強盗が、関東地方を中心に増加しており、いつ滋賀県に拡大してもおかしくない状況にあります。

「トクリュウ」とは、SNSや求人サイト等を利用して犯罪実行犯を募り、匿名性の高い通信手段を用いるなどして結びついたメンバー同士が役割を細分化させ、その都度メンバーを入れ替えながら、強盗事件や特殊詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺など様々な犯罪を敢行するものです。

「トクリュウ」による強盗や詐欺などから県民を守り、また、県民を加担させないよう、この度、県と県警察が連携して「トクリュウ・闇バイト・詐欺・強盗緊急対策プラン」を策定し、必要な対策を講じていくこととしましたのでお知らせします。

【トクリュウによる犯罪から県民を守るための対策（県・県警察連携の取組）】

 1． 市町、関係機関・団体、事業者等と連携した情報発信活動の実施

2．「滋賀県民オール・トレイル作戦」の実施

3．メディア、SNS等を活用した対策の推進

4．自主防犯活動の強化

5．相談体制の構築・整備

【トクリュウに打撃を与えるための対策（主に県警察の取組）】

1．トクリュウの実態解明

2．トクリュウの取締り

この対策プランを受け、県警察と連携した知事部局の主な取組は以下のとおりです。

• 情報発信活動の取組として、「闇バイト」から県民をまもる知事メッセージ（動画）を撮影し、あらゆる広報媒体を通じて広く県民に呼びかけます。
• 情報発信活動や相談対応については、県消費生活センターと県警との連携を強化します。
• 「なくそう犯罪」滋賀安全なまちづくり実践県民会議の構成団体（92団体）との連携や「ゆる3プロジェクト」等の街頭啓発を強化します。