地域文化功労者表彰は、多年にわたり、芸術文化の振興、文化財の保護等、地域文化の振興に顕著な功績のあった個人および団体に対し、その功績をたたえて文部科学大臣が表彰するもので、昭和58年から行われています。
このたび、令和6年度の表彰において、本県在住の2名の方が受賞されましたのでお知らせいたします。
サンライズ出版株式会社代表取締役/彦根市在住
サンライズ出版株式会社代表取締役、特定非営利活動法人三方よし研究所専務理事などを務め、図書出版を通じて地域文化の発信や醸成を支えている。サンライズ出版株式会社が出版した書籍には、地域に根ざした郷土史、自然環境の学術書が多く、わが国の地方出版をリードするユニークな出版社として、業界内外で高い評価を得ている。これまでに、平成9年ブルーレーク賞、平成28年滋賀県文化功労賞、令和4年彦根市文化功績者表彰を受賞。
わら細工職人/東近江市在住
40年程前からわら細工の技術研鑽を重ね、しめ縄や干支の置物など多岐にわたる作品を高い技術で制作している。県内各地で作品展示を行い、わら細工の魅力を発信し関心を高めるとともに、制作方法の指導、記録保存や技術集を作成する活動に携わるなど、多年にわたり地域における伝統文化の保存・伝承に大きく貢献している。これまでに、平成16年ほのぼの顕彰地域活動部門、平成19年東近江市いきいき大賞、平成29年滋賀県文化功労賞を受賞。
日時:令和6年11月20日(水)15:30~16:25
場所:京都市内会場
※本表彰式は文化庁が主催するものです。