熱中症による救急搬送状況について、令和6年9月分の状況をとりまとめましたのでお知らせします。
9月の熱中症による救急搬送人員数は、昨年に続き 100 人を上回りました。
また、今夏の熱中症による 救急搬送人員数(6月~9月)は過去5年で最多(958 人)となりました。
朝夕は涼しくなり、熱中症につ いて油断しやすい季節ですが、まだまだ注意が必要です。
引き続き、適切に水分を摂り、暑さを避けるな どの基本的な「熱中症予防」に努めましょう。
令和6年9月中に滋賀県内で熱中症により救急搬送された人員は 140 人(8月:329 人)でした。
このうち 65 歳以上の高齢者は 78 人で、その割合は 55.7%となっています。
・暑さを避ける(外出時は、日傘や帽子の着用を)
・適切にエアコンを使う
・ のどの渇きを感じなくても、こまめに水分補給をする
高齢者は体内の水分が不足しがちで、暑さやのどの渇きを感じにくくなります。
また、暑さに対する 体の調節機能も低下しているので、体に熱がたまりやすく注意が必要です。
節電を意識するあまり、熱中症予防を忘れないようご注意ください。