第32回企画展示「湖底探検II-水中の草原を追う-」をパネルや映像で紹介します。
南湖湖底の水草の様相を撮影した映像や、水草分布の謎を紹介するパネルを展示する。
展示により、酸素がなく、生物が見られない水月湖湖底と、多くの水草が繁る琵琶湖湖底を比較でき、湖ごとの特徴を知ることができる。
下記の期間において、福井県年縞博物館で展示されます。
水草分布の謎を紹介するパネル
水月湖の深部は酸素がなく、生き物によって湖底がかき乱されることがなかったため、7万年連続した縞模様の堆積構造「年縞」が作られました。一方、琵琶湖では、特に南湖において、酸素と光が供給されることで豊かな植物相が発達するといったように、湖ごとに特徴的な湖底環境が生まれています。
本展示では令和2年7月30日に開催された福井県・滋賀県知事懇談会の合意事項に基づき、広域的な交流促進を目的として、福井県年縞博物館と滋賀県立琵琶湖博物館が連携して相互の展示紹介を行っています。
令和5年度には、琵琶湖博物館において年縞博物館が所蔵する年縞や、地層を布に捕らえる「はぎとり」技術を展示しました。
問い合わせ先:
滋賀県立琵琶湖博物館林、鈴木
Tel 077-568-4811 E-Mail [email protected]
福井県年縞博物館吉田、北川
Tel 0770-45-0456 E-Mail [email protected]