熱中症による救急搬送状況について、令和6年8月分の状況をとりまとめましたのでお知らせします。
8月の救急搬送人員数も引き続き高い水準で推移しています。
9月に入り、朝夕は比較的涼しく、熱中症について油断しやすい季節ですが、日中は気温の高い日が続きます。
引き続き、適切に水分を摂り、暑さを避けるなどの基本的な「熱中症予防」に努めましょう。
令和6年8月中に滋賀県内で熱中症により救急搬送された人員は 329 人でした。
このうち 65 歳以上の高齢者は 165 人で、その割合は 50.2%となっています。
・暑さを避ける(外出時は、日傘や帽子の着用を)
・適切にエアコンを使う
・ のどの渇きを感じなくても、こまめに水分補給をする
高齢者は体内の水分が不足しがちで、暑さやのどの渇きを感じにくくなります。
また、暑さに対する 体の調節機能も低下しているので、体に熱がたまりやすく注意が必要です。
節電を意識するあまり、熱中症予防を忘れないようご注意ください。