滋賀県では、このたび令和6年4月1日現在の保育所等入所待機児童数の状況を取りまとめましたので公表します。
この取りまとめは、こども家庭庁(令和4年度以前は厚生労働省)が全国の保育所等の状況を把握することを目的として毎年度実施している「保育所等利用待機児童数調査」により把握した県内の状況です。
○保育所等*1 を利用する児童の数は36,405人(前年比565人の増加)
・子ども・子育て支援新制度が施行された平成27年の約1.2倍となった。
○待機児童数は353人(前年比184人の増加)
・0~2歳の低年齢児が335人で、全体の約94.9%を占める。
○待機児童のいない市町は6市町(前年と同数)
・4市町において待機児童が減少した一方で、6市町において待機児童が増加した。
○入所申込を行ったが、入所できなかった者のうち、待機児童数から除かれる者*2は1,055人(前年比126人の増加)
*1 保育所等とは
・特定教育・保育施設:保育所、幼保連携型認定こども園、幼稚園型認定こども園、地方裁量型認定こども園(認定こども園の幼稚園機能部分および幼稚園を除く)
・特定地域型保育事業:小規模保育事業、家庭的保育事業、事業所内保育事業、居宅訪問型保育事業
*2 待機児童数から除かれる者とは
・国の調査要領上、待機児童から除くこととされている者(求職活動を休止している者、特定の保育所等のみを希望している者、育児休業中の者)