今日の環境政策が、従来の公害規制行政を中心としたものから、環境負荷管理、温暖化対策、生物多様性、循環経済などといった多様な領域にまたがる持続可能社会の基盤政策へと移り変わる中、環境政策全般に関する知見を有し、総合力を持った人材を確保、育成していくため、これまで本県環境行政の中心となってきた「化学」職および「環境行政」職を発展的に統合し、令和7年度に実施する滋賀県職員採用上級試験から「総合環境」職を新設します。(これに伴い「環境行政」職および「化学」職の区分は廃止)
環境政策を通じて本県の持続可能な社会づくりを担う意欲のある方のチャレンジをお待ちしています!
(1) 主な業務内容
環境・衛生等に関する行政事務および関連する試験・検査等の業務
(2) 主な配属先
知事部局の本庁各課または環境事務所、琵琶湖環境科学研究センターなどの地方機関等
(1) 受験資格(次のいずれかに該当する方)
・令和8年4月1日時点の年齢が22歳~34歳の方(学歴不問)
・令和8年4月1日時点の年齢が21歳以下の方のうち、令和8年3月末までに大学(短期大学を除く。以下同じ)を卒業見込みの方、大学を卒業された方、滋賀県人事委員会がこれらと同等の資格があると認める方
(2) 試験の実施時期
令和7年度滋賀県職員採用上級試験と同じ(詳細は令和7年5月頃に公表予定)
【参考】令和6年度滋賀県職員採用上級試験は、令和6年6月16日(第1次筆記試験)~7月下旬(第2次試験)に実施しました。
(3) 試験の方法および内容
第1次試験:教養試験(択一式)、専門試験(択一式。内容は※2のとおりです。)、口述試験
第2次試験:論文試験、口述試験、適性検査
※1 令和7年度試験の詳細は令和7年5月頃に公表予定です。内容は変更の可能性があります。
※2 専門試験は、45問出題・40問解答(全て択一式)とし、一部は選択問題とします。出題する科目および出題数は次表のとおりです。(内容は今後変更する可能性があります。)
必答問題 (21問出題、全問必答) | 環境法(2)、環境政策・計画(2)、環境経済学(2)、生態学(4)、数学・物理・情報(7)、一般化学(4) |
---|---|
選択問題 (24問出題、19問選択) | 憲法(3)、行政法(3)、経済学(3)、物理化学(2)、無機化学・無機工業化学(2)、有機化学・有機工業化学(2)、化学工学(4)、分析化学(5) |